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日本のビジネスマンのための「ヒッピー入門」(前編)

  • 鈴木 あかね

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2012年3月14日(水)

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 スティーブ・ジョブズに影響を与え、インターネットの根底にあると言われている「ヒッピー・カルチャー」が、再び注目を集めています。フリーミアムやシェアといった最新のビジネスモデルを、ヒッピー・カルチャーを代表するバンド、グレイトフル・デッドが先取りしていたとする『グレイトフル・デッドにマーケティングを学ぶ』という本も出ました。

 とはいえ、ヒッピーと言えば、長髪にヘアバンド、絞り染めのTシャツなどのファッションしか思い浮かばない人も多いのではないでしょうか。そこで、知っているようでよく知らないヒッピー・カルチャーについて、英米のサブカルチャーと社会の関わりに詳しいライターの鈴木あかね氏に寄稿してもらいました。

 ヒッピー・カルチャーが見直されているような気がする。

 お茶の間でも「ヒッピー」という言葉が聞こえるようになったのは、スティーブ・ジョブズの死のあたりだろうか。彼が昔ヒッピーで、アップルのCEOとなってもベジタリアンで仏教徒というヒッピー的ライフスタイルを守り続けたことが、ワイドショーでも報じられていた。そして今度は、ヒッピー文化を象徴するバンド、グレイトフル・デッドが、21世紀のビジネスモデルを先取りしていたと論じる本まで出た。

 一昔前のように「ヒッピーなんて時代遅れの理想主義者でしょ?」と冷笑してもいられない時代がやってきているのかもしれない。

 といっても、ヒッピーって正直よく知らない、という世代も増えてきただろう。なにしろ、ヒッピーは、最盛期の1960年代末以降、アメリカ社会がその反動で次第に保守化し、「ダサいもの」とみなされるようになり、映画『ウォール街』に象徴されるような、社会的上昇志向や拝金主義という、ヒッピーとは真逆の価値観を持つ「ヤッピー」のほうがもてはやされるようになったのだから。

 そこで、この機会に、ヒッピーとは何だったのか、ヒッピーの精神性が現在のビジネスにどのように関わってきたのかを、おさらいしてみよう。

ヒッピーとは何

 ヒッピー・ムーブメントとは、一言でいえば、米サンフランシスコを起源とした対抗文化にしてゆるやかな社会変革運動のこと。そして、ヒッピーとは、それに関わっていた人々のことを指す。

 ムーブメントの最盛期は、1967年夏に起こった「サマー・オブ・ラブ」だ。この時、サンフランシスコのヘイトアシュベリー地区へ、全米から10万人単位のヒッピーや、ワナビー・ヒッピーが押し寄せた。

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