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「だって世界一周した方が断然安いじゃない?」

そんな旅人のお伴は財布、iPad、ガラケーの3つだけ!

2012年3月27日(火)

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 「僕の仕事は旅行をすること」──。隈研吾氏は養老孟司氏との対談(「ともだおれ」思想が日本を救う)でこう言い切った。

 東京・銀座にある歌舞伎座の建て替えに伴って、劇場と高層ビルからなる新しい歌舞伎座の設計を引き受けるなど、その名が一般にも広く知られる稀代の建築家は、国内外に進行中の建築プロジェクトを50件以上も抱え、世界を飛び回るビジネスパーソンの顔を併せ持つ。

 隈氏は、世界を旅しながら次々と仕事をこなすために、限られた時間をどのように有効活用しているのか。仕事の効率をどう高め、自らの生産性を向上させているのか。その仕事術の極意を同氏が自ら語り尽くす。

(取材構成は、清野 由美=ジャーナリスト)

―― パリ、エジンバラ、ニューヨーク、北京と、隈さんが仕事をしている現場は世界中に散らばっています。国内を含めて、現場を1日ごとに移動している隈さんは、今、最も忙しい日本人の1人だと思います。

:今年の年頭はついに、初めてミャンマーに行きました。

―― それはどういう案件なのですか。

:ミャンマーに20年住んでいるという75歳のフランス人のおじいちゃんがいて、ミャンマーがいよいよ国を開くから、自分の夢だったホテルを建設したい、という話で。そのおじいちゃんはフランスからの移住者で、要するに元ヒッピーです。

―― ミャンマーでは民主化が急激に進んでいますが、早速そういう胎動があるんですね。

:そうなんですよ。それでミャンマーに行くために、僕はまた世界一周をするハメになって。

「中国とミャンマーだけだとめちゃめちゃ高いんですよ!」

―― なぜですか? 単なるミャンマー往復じゃだめなんですか。

:というのは、今、僕の設計事務所では、中国、ヨーロッパ、日本、アメリカのプロジェクトが、3:3:3:1の割合で進んでいるんですね。その現場を順番に回っているのが僕の日常なんですが、航空券システムは融通が利かなくて、例えば中国からミャンマーに行って日本に帰ってくる、という旅程にすると、めちゃめちゃ高い料金になるんですよ。

 中国往復、ミャンマー往復という単純な旅程なら、普通の往復料金になるんだけど、中国、ミャンマー、日本という旅程にして、時間と経費の節約を考えたら、中国、ミャンマーからヨーロッパに行って、そこからアメリカを回って帰ってきて、と、とんでもなくタフな旅行になっちゃった。

―― ・・・。

:本当は、その時に行かなければならなかったのは中国とミャンマーだけだったんですが、その出張をするために、結局ヨーロッパとアメリカの打ち合わせも強引に引っ付けて、1つのパッケージにしました。これ、すごく疲れる旅行になりましたけどね。

コメント2

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「「だって世界一周した方が断然安いじゃない?」」の著者

清野 由美

清野 由美(きよの・ゆみ)

ジャーナリスト

1960年生まれ。82年東京女子大学卒業後、草思社編集部勤務、英国留学を経て、トレンド情報誌創刊に参加。「世界を股にかけた地を這う取材」の経験を積み、91年にフリーランスに転じる。2017年、慶應義塾大学SDM研究科修士課程修了。英ケンブリッジ大学客員研究員。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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