• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

「もしドラ」は売れないと思っていた(ドワンゴ川上会長)

【特別対談】岩崎夏海さん×川上量生さん

  • 岩崎 夏海

  • 川上 量生

バックナンバー

2012年5月2日(水)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』が270万部を超えるベストセラーになった岩崎夏海さん。そして、「ニコニコ動画」などのサービスが人気のドワンゴを率いる経営者でありながら、スタジオジブリに見習いとして入社した川上量生さん。同じ1968年生まれ、43歳のお二人が、その出会いやお互いに影響を受けたところなどを語り合いました。そして、岩崎さんからは、意外な提案が…。

岩崎:お久しぶりです。川上さんとお会いするのは、何年ぶりでしょうか。

川上:お久しぶりです。しばらく会っていませんでしたね。

岩崎 夏海さん

岩崎:僕と川上さんは、同じ1968年生まれ。片やドワンゴという有名企業の会長、片や小説家と、仕事は全く違いますが、3年くらい前に知り合いました。そのきっかけについてまず話をしたいのですが。

川上:知り合ったきっかけというと、僕が自分のブログで、岩崎さんことを“揶揄”したんですよね(笑)。そうしたら、岩崎さんに怒られたんで、謝りに行ったという(笑)。

岩崎:怒ったというか、「文句があるなら会いに来い」みたいなことを書いたんですよ。これはその当時僕がよく使っていたフレーズで、いろんな人に対してそう言っていたわけです。そうしたら、川上さんは本当に会いに来てくださった。僕は、ブログの世界では有名でしたが、世間的には知られていなかった。一方、川上さんは、有名なIT企業の経営者であり、それこそ功なり名を遂げた人だったので、「この人は勇気があるな」と思ったんです。

ブログが結びつけた異色の二人

川上:岩崎さんのブログはずっと読んでいました。自分のブログを始めるとき、人に読ませる文章を書いたことがなかったので、岩崎さんのブログの書き方を参考にしたんですよ。

岩崎:それは知らなかったです。

川上:それで、岩崎さんがいいと思ったのは、人気ブログであるにも関わらず、いろんな人に「ケンカ」を売っていたところです。僕の価値観としては、それがとても正しいと思ったんですね。というのも、僕は、「お客さまは神様です」という考え方が大嫌いなんですよ。

岩崎:僕もそうです。

川上 量生さん

川上:どうしても日本では、客が偉くなってしまって、商売をやっている人に対して、「奴隷」のように振る舞うことを求めますよね。それって、全然フェアじゃないと、十代のころから思っていました。そして、「顧客第一」を前面に押し出す会社って、実は、心の中では、客のことをばかにしている。表面上だけ奉ろうとしている。それって真実じゃないって思うんです。

 ネットでも、「お客さまは神様」のように振る舞うことが求められていて、「なんだ、その態度は」と文句をつける人がいる。でも、態度って、そんなふうに人から言われることじゃないですよね。ところが賢い人は、表面上だけはその通りに振る舞うんです。怒られないように。それが嫌で、みんなもっとケンカすればいいのに、と思っていました。

コメント2

「インタビュー」のバックナンバー

一覧

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント投稿機能は会員の方のみご利用いただけます

レビューを投稿する

この記事は参考になりましたか?
この記事をお薦めしますか?
読者レビューを見る

コメントを書く

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック