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つながりが希薄な組織は人を成長させない

2012年5月18日(金)

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松尾 睦(まつお・まこと)氏
神戸大学大学院 経営学研究科 教授
1988年小樽商科大学商学部卒業。北海道大学大学院文学研究科修士課程修了。東京工業大学大学院社会理工学研究科博士課程修了。博士(学術)。塩野義製薬、東急総合研究所、岡山商科大学、小樽商科大学を経て現職。著書に『経験学習入門』(ダイヤモンド社)などがある。

 困難、失敗、挫折、失望……ひとたび職場に入れば、どんなに経験を積もうと、どんなに出世しようと、多かれ少なかれ嫌なことに突き当たるものである。

 壁に突き当たったとしても、人のつながりがあれば乗り越えられる。神戸大学大学院経営学研究科の松尾睦教授は「社員がキャリアの節目で迎える困難には『人とのつながり』が効く」と語る。

 職業人が自らの経験や所属する組織から学んでいくプロセスを研究している松尾教授。ビジネスパーソンの成長を支える組織のあり方について聞いた。「人の成長と組織の発展には、人のつながりでの緊張と安心のバランスが大切だ」と松尾教授は強調する。

松尾さんは、どうすればプロとして社員がより良く成長できるかを「経験学習」や「職場学習」という理論の側面から研究し続けていらっしゃいます。

 ビジネスパーソンのキャリアは、入社直後、中間管理職になったとき、あるいは部長になったときなど、いろいろな節目で壁に突き当たるものです。

 私が研究している経験学習や職場学習とは、仕事経験を通じて職場で個人が学んでいくさまを明らかにするものです。この観点で社員のキャリア形成を分析すると、「人とのつながり」の重要性が改めて浮き彫りになります。

 社員は壁を乗り越えると、プロフェッショナルとしてさらに成長できるわけですが、職場での人とのつながりが乗り越えられるかどうかのカギを握ります。

「職場の人間関係」が3年で辞める新入社員の発生を防ぐ

どんなつながりがカギとなるのでしょうか。

 若手社員について、「とりあえず3年は続けろ」とよく言われますよね。現実に、業種や仕事の分野に限らず、社内で優秀だと評価の高い社員はおしなべて「入社後3年から5年でようやく職業人としての基本的な動作が身に付いた」と振り返っています。面白いことに、「量をこなして初めて質が分かってくる」という趣旨のことを指摘しているのです。

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「つながりが希薄な組織は人を成長させない」の著者

高下 義弘

高下 義弘(たかした・よしひろ)

ライター

1974年生まれ。大学院修了後の1998年に日経BP社に入社。「日経コンピュータ」「ITpro」の記者/編集者として、IT(情報技術)と経営の動向を取材。2011年にフリーランス編集者・ライターとして独立

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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