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他人を中傷するのは国にも自分にも自信がないから

加藤紘一氏×津田大介氏対談 SNSは日本の政治を動かすか?【その2】

  • 加藤 紘一

  • 津田 大介

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2012年6月4日(月)

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 前回に続き、衆議院議員の加藤紘一氏と津田大介氏の異色対談2回目。今回は実名によるフェイスブックの可能性と「ニコニコ生放送」といった新しいメディア、そして日本の言論の自由の実態について語り合う。

 ツイッターはじめ、ネットで政治家や有権者が自由に主張を発信できる環境になった。しかし、加藤氏は、「この国は自由じゃないですよ」と語る。自らの発言がもとで、放火の被害に遭った経験を持つ加藤氏がこの言葉に込める真意はどこにあるのか――。

津田前回、加藤さんはネットのオフ会に参加されて、非常に刺激的で面白かったお話をされました。そういう体験をしたのであれば、加藤さん自身が主催者となって、オフ会的なものを定期的に開催するという選択はなかったんでしょうか。

加藤:特段なかったですね。

津田:オフ会は楽しかったけれど、そこから自分の政治活動にプラスになるまでのものは生まれなかった?

加藤 紘一(かとう・こういち)氏
衆議院議員。自由民主党元幹事長。1939年6月山形県鶴岡市生まれ。64年に東京大学法学部を卒業後、外務省入省。71年、外務省を退官し、72年の総選挙で初当選。84年に防衛庁長官。小泉純一郎氏、山崎拓氏とYKKを結成。94年党政調会長として村山・自社さ連立政権を支え、95年に幹事長。2000年末には野党の内閣不信任案に同調する構えを見せたが頓挫し「加藤の乱」と呼ばれた。
(写真:陶山 勉、以下同)

加藤:もし僕が都会出身の政治家で、自分の選挙区の人たちと日常的にネットでコミュニケーションしていたら、そういう可能性もあったかもしれません。

津田:そうか、選挙区の問題もあるわけですね。

加藤:そうなんです。四谷の主婦会館あたりで、ネットで告知してオフ会をやってみようと思ったこともあるんだけど、どういう人が集まってくるかわからないでしょう。時間は惜しくないとしても、乱入されたりする危険もありますから。

津田:でも、おわび行脚で全国をまわった際には、そういう危険を感じることはまったくなかったんですか?

加藤:なかったですね。それは僕がローカルコミュニティーに対する信頼感を持っているから。

 一度、富山県の氷見海岸というところへ行ったんですよ。氷見は半農半漁の地域です。そもそもは同志社大学の学生がネットで応募してきたことがきっかけでした。

 いざ行くことが決まると、村長さんみたいな人から「本当に加藤さん、来るんですか」と、うちの事務所に連絡があった。だから「行きますよ」と返事したんですが、行ってみると、肝心の同志社の学生やネットで集まった人は集会の片隅に座っていて、真ん中には県会議員とか村の顔役、婦人会の人たちが大勢座っている。たしか、とれたてのイカの刺し身やちらし寿司を婦人会が用意してくれててね。あのイカの刺し身は、東京のどんな高級料亭でも食べられないほどおいしかったな。

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