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「ブルーオーシャンは幻想。全面勝利を目指すべき」

GMOインターネット・熊谷正寿会長兼社長と語る【前編】

  • 安田 育生

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2012年7月11日(水)

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安田からひとこと

 GMOといえば浮沈の激しいネット業界の中で、もはや老舗といっていい存在だ。それを率いる熊谷社長は見た目 は爽やかだが、大変な地獄も見た人でもある。ネット業界で長く生き残れた秘訣、そして、地獄からいかにして復活してきたのか、聞かせていただくのが楽しみだ。

安田:いやいやお久しぶりです。相変わらず涼しげでかっこいいね。

熊谷:上げといていきなり落としたりしないでくださいね(笑)。

安田:さきほどお目にかかる前に、食堂ですとかマッサージ室、託児所をご案内いただきました。24時間開いている食堂が全部タダ、というのはすごいですね。

熊谷:ありがとうございます。食事をする場所というよりは、スタッフ同士のコミュニケーションの場と位置付けています。質の高いコミュニケーションによって、優れたアイディアが生まれます。インターネット産業は、装置産業のように見えて実は人です。優秀なエンジニアやクリエイターを集め、その人たちに高いモチベーションを維持してもらう。そのために必要な施設なんです。

見えにくいけれど、実は国内最強のネットインフラ会社

安田:見た目は爽やかでお若いけれど、実はネット業界の中ではもはや長老格になってしまいましたね。

熊谷:ソフトバンクの孫さんを除けば私が最年長ですね、たぶん。私が今48歳で楽天の三木谷さんは1つ下ですから。

安田:浮沈が激しいネット業界で生き残ってこられた秘訣を挙げるとすると何ですか。

GMOインターネットグループの売上高推移(連結、12月決算)

熊谷:第一に夢を信じてきたこと、第二に優秀な仲間に恵まれたこと、そして第三にストック型のビジネスモデルを目指したということですね。

安田:なるほど、ストック型ですか。

熊谷 正寿(くまがい・まさとし)
(写真:大槻 純一、以下同)

熊谷:企業は持続しなければいけないと私は思っています。なくならないサービスという意味でストック型を目指しました。

 たとえばプロバイダー事業だと、突き詰めていえば会社の数、或いは人数×単価です。だから一定のところまで伸びると売上高は横這いになるだろうと思ったんです。でもドメイン事業・レンタルサーバー事業はインターネット上で提供される情報量が増えれば増えるほど伸びます。

安田:インターネットのインフラの部分をやっておられると言い換えてもよさそうですね。GMOってひと言でいうとどういう会社かと聞かれたら何と答えますか。

熊谷:『日本を代表する総合インターネットグループ』ですね。GMOがドメイン事業を始めたのは1990年代末なのですが、今では当社グループのシェアは8割です。皆さんがGoogleで検索して見ておられるウェブサイトの8割はGMOで登録したドメインですし、皆さんがご覧になっているウェブサイトの半分は弊社のデータセンター経由でご提供しています。実は資金決済も日本では最強なんです。このコーナーに前回登場ざれたスタートトゥデイさんが運営しておられるZOZOTOWNのカード決済も当社グループでやらせていただいています。

 皆さんがネットで買い物をされる際に利用されるネットショップ。あれも5万店舗くらいが弊社グループです。楽天さんが4万店舗ですので、楽天さん以外の独自ドメインサイトのかなりのシェアを握っています。

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