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取材で体感したサンデル・マジックの“神髄”

いつの間にか議論に引き込む希代のエンターテイナー

2012年7月9日(月)

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 2009年にNHK教育テレビの「ハーバード白熱教室」で人気を集め、『これからの「正義」の話をしよう 』(ハヤカワ・ノンフィクション文庫)などの著書が相次いでベストセラーとなったマイケル・サンデル米ハーバード大学教授。新著『それをお金で買いますか――市場主義の限界』(早川書房)の発売を記念してこのほど来日した同教授に単独でインタビューする機会を得た。

 サンデル教授はインタビューの中で、ひたすら利益ばかりを追求して破綻した米国の金融機関を公的資金で救済したことについて、道義的に見ればおかしなことだと厳しく批判した。その一方で、市場主義が米国ほどは進んでいない日本の状況について「市場は改革のツールになり得る」と指摘し、市場の役割と公共の役割について国民的な議論を深める必要があると主張した。

 インタビューの詳細は日経ビジネス6月25日号に掲載した記事「賢人の警鐘――市場原理主義の是非 市場が悪いわけではない」に譲り、ここではインタビュー中に記者が体験したサンデル教授の巧みな話術の一端や、英語の言葉などを紹介したい。

米ハーバード大学教授。1953年生まれ。専門は政治哲学。米ブランダイス大学を卒業後、英オックスフォード大学で博士号取得。2002年から2005年まで大統領生命倫理評議会委員。講義の名手として知られる。(写真:菅野 勝男、以下同)

 インタビューが決まったのはサンデル教授の来日直前。その準備のため、記者はさっそく教授の著書や番組のDVDを買い込んだ。サンデル教授がハーバードきっての講義の名手として話題になっていることはもちろん知っていた。だが、これまで番組や著書を目にする機会を逸していたのだ。

 「講義の名手」と言われる教授が学生と問答を繰り返しながら講義を展開していく手法そのものは、米国の大学では珍しくない。実際、記者も米国の著名な教授たちの講義をいくつか聴講したことがある。だから当初、「日本の大学とは講義のスタイルが違うから新鮮に映っただけだろう」と思っていた。しかしDVDを見るうち、その思い込みは誤りであったことに気づいた。

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「取材で体感したサンデル・マジックの“神髄”」の著者

広野 彩子

広野 彩子(ひろの・あやこ)

日本経済新聞社NAR編集部次長

朝日新聞記者を経て日経ビジネス記者、2013年から日経ビジネス副編集長。日経ビジネスオンラインでコラムの執筆・編集を担当。入山章栄氏の著作『ビジネススクールでは学べない 世界最先端の経営学』を担当。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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牛島 信 弁護士