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災害に強い家を日本中に~相手の喜びを我が喜びにすべし

積水ハウスの阿部俊則社長に聞く

2012年7月25日(水)

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 「遠いところまでようこそ」。積水ハウスの阿部俊則社長は颯爽と登場した。すらっとした背の高さが印象的だ。

 茨城県古河市にある関東工場と展示場を見ながらインタビューをしたのだが、工場の担当者や広報の方など、なんとまぁ、大勢の関係者がぞろぞろ、ぞろぞろと(笑)。

 阿部社長が来るというのでみんな緊張の様子。でも、とってもうれしそうだ。経営トップに会う機会はそうそうないからだろう。

 「私もあちこち飛び回っているので、実はここに来るのは久しぶりなんですよ。でも、ここは本当に楽しいところなんですよ。ゆっくり見てくださいね」

 行く先をすっと誘導してくれるところなど、とってもスマート。エレガントな立ち居振る舞いが洗練されたイメージを醸し出している。

阿部 俊則(あべ・としのり)氏
1951年10月宮城県生まれ、75年東北学院大学文学部卒業後に積水ハウス入社。2003年東北営業本部長、2004年執行役員、2006年取締役、2007年専務。2008年に社長就任。

 今、住宅メーカーは、東日本大震災後の復興需要で業績が回復傾向にある。ただ、状況が状況だっただけに手放しでは喜べない気持ちがあるようだ。阿部社長はたまたま仕事で東北に行った時に震災を体験した。「あの揺れは、本当に激しかった。怖かったですよ、本当に」。

 被災地の惨状を目の当たりにした時、災害に強い住宅の必要性を痛感し、また、ある確信を持ったという。

 「被災した方々、また津波で家を失った方のことを思うと、そうそう喜べることではないのですが…」。言うべきかどうか、迷っているようだった。そして、静かに続けた。

 「佐々木さん、我々の作った住宅はほとんど倒壊せず、あの揺れに耐えたんです」

 1995年の阪神大震災以降、積水ハウスが強化し、研究してきた「安全・耐震」への追求の成果が、あの惨状の中で、はっきりと見えてきたのだろう。「我々の技術を信頼してほしい」。そんな思いが込められた強い瞳で、阿部社長は私の目を覗き込んだ。

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「災害に強い家を日本中に~相手の喜びを我が喜びにすべし」の著者

佐々木 明子

佐々木 明子(ささき・あきこ)

テレビ東京アナウンサー

1992年テレビ東京入社。スポーツキャスターを経て、報道へ。2007年アナウンサーとして初めてニューヨークに赴任。激動の世界経済を伝え、現在は経済ニュース番組「MプラスEx」や報道特番などを担当。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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