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保険のプロだからできること、保険の素人だからできること

サバイバルのキーワードは、ダイバーシティ=多様性と適応力~岩瀬大輔編

2012年10月22日(月)

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 少子化が進み、「ビジネスパーソン生涯現役時代」が到来しようという日本。世代も経歴も違う人たちが一緒に仕事をするとはどういうことなのかを、ライフネット生命保険の2人の経営者を通じて活写する連載の2回目です。まずは、30代の岩瀬大輔副社長から。

 僕が経営に携わっているライフネット生命保険は、ベンチャーです。

岩瀬大輔・ライフネット生命保険副社長(写真:丸毛透)

 生命保険業界は、国ががっちり規制してきた非常に古い体質の市場です。起業家精神=アントレプレナーシップだけでは戦えない場なのです。

 保険業界の「てにをは」を知り尽くしている人間の存在が欠かせないのです。その上で旧来の枠組みを壊す人間がいないとベンチャーにならないのです。つまり1人の人間でやるのは難しい仕事です。だから、2人の人間が必要なのです。

 保険のプロと保険の素人の視点が。

 60歳のベテランと、30歳の若者が。

 異なる知恵と異なる経験が掛け合わさって、新しい価値が生まれる。それが、出口と僕だったわけです。

出口社長のおかげで踏まずに済んだ「業界の地雷」

 国の規制が厳しい、保険業界のような市場で起業するには、その業界での決まりやしきたりに対する知見、人脈が欠かせません。とりわけ、保険業界はたいへんな規制業界で、たとえば新しい商品は、株主に報告する前に金融庁に一報を入れなくてはならないといったルールがあります。このほかにも、業界の内側にいないとわからないしきたりがたくさんあります。

 僕はまったく知らないことも、出口は全部知っていました。

 決まりやしきたりというのは、ゲームに例えればルールです。文句を言ってもしょうがない。守らなければならない前提条件です。出口の存在抜きで、僕のような保険業界を知らない若手だけで保険会社を始めていたらどうなっていたか。

 業界のしきたりや規制を「古くさい」と切り捨てて、攻め一辺倒のスピード経営を貫いて、そのまま官庁やライバルに叩かれまくって、市場から退場する羽目になったかもしれません。

 実際、出口がいなかったら、保険業界の地雷を踏んでとんでもないことになっていた、ということがいくつもありました。1つご紹介しましょう。広告宣伝にまつわる話です。

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「保険のプロだからできること、保険の素人だからできること」の著者

岩瀬 大輔

岩瀬 大輔(いわせ・だいすけ)

ライフネット生命保険社長兼COO

1976年埼玉県生まれ。98年に東京大学法学部を卒業後、ボストン・コンサルティング・グループなどを経て、2006年、副社長としてライフネット生命保険を立ち上げる。2013年6月より現職。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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