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若いトップと現場のベテランは、どうすればうまくいくのか

年上の部下、年下の上司~岩瀬大輔編

2012年11月12日(月)

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 ライフネット生命保険で副社長を務める僕の下には、年上の社員が何人もいます。

 日本の大企業は、これまで年功序列と終身雇用が基本でした。だから、上司はほとんどの場合年上で、部下はたいがいの場合年下でした。

 けれどもこれからは違います。雇用の流動化が進む上に、少子高齢化で人口の年齢構成が変化していきます。若いトップの下に、年配のベテランがつく、というケースはごく当たり前になってくるでしょう。

マネジャーをプロと認識しない日本

 年功序列が当たり前の日本の企業社会にとっては、これはコミュニケーションの面でものすごいパラダイムシフトです。

 若い上司は、年上の部下は、どうすればいいのか。

岩瀬大輔・ライフネット生命保険副社長(写真:丸毛透)

 ライフネットでのケースを説明しましょう。

 僕はライフネット生命保険の副社長であると同時に、システム担当役員でもあります。インターネットで保険商品を販売している当社にとって、システムの仕事はものすごく重要で、生命線です。

 文系出身の僕はシステムそのものについてはよく知りません。でも大丈夫。担当役員に求められるのは、システムの知識以上に、システムを担うチームのマネジメントのほうだからです。マネジメントならば、僕の本業、というわけです。

 多くの企業の場合、システム部長やシステム担当役員は、システム部の出身者です。つまりばりばりのシステムのプロフェッショナルがそのままシステム部のマネジャーになる。選手経験者がその競技の監督になるようなものですね。
 
 日本企業に多くある人事です。ただここで見逃せないのは、システムの仕事は、技術のわかるプロの仕事、と認識されているのに、チームを率いるマネジャーの仕事は、ある仕事を長年こなしたら「上がり」のように得られるご褒美のような役目、となってしまっていることです。つまり、日本において、マネジャーは必ずしもプロと認識されていないのです。

コメント3件コメント/レビュー

人を肩書きで呼ばない、すべて「さん」。またすべて「丁寧語」を使う。部下が社長を「さん」づけで呼ぶのは結構躊躇するもの。同時に社長が平社員を「さん」づけで呼び、しかも丁寧語で話すというのも躊躇するもの。この心理的なバリヤーを克服できれば、年上、年下のバリヤーも克服できると思っています。(2012/11/12)

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「若いトップと現場のベテランは、どうすればうまくいくのか」の著者

岩瀬 大輔

岩瀬 大輔(いわせ・だいすけ)

ライフネット生命保険社長兼COO

1976年埼玉県生まれ。98年に東京大学法学部を卒業後、ボストン・コンサルティング・グループなどを経て、2006年、副社長としてライフネット生命保険を立ち上げる。2013年6月より現職。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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いただいたコメント

人を肩書きで呼ばない、すべて「さん」。またすべて「丁寧語」を使う。部下が社長を「さん」づけで呼ぶのは結構躊躇するもの。同時に社長が平社員を「さん」づけで呼び、しかも丁寧語で話すというのも躊躇するもの。この心理的なバリヤーを克服できれば、年上、年下のバリヤーも克服できると思っています。(2012/11/12)

主張には100%同意します。問題はそれをどう落とし込むか、で、それに頭を痛めておられるビジネスパーソンが多いのではないでしょうか。個々の組織・企業風土や培ってきた歴史が異なるので、単一の処方箋はないと思いますが、ラインの長(マネジメント)とは異なる職位(有り体に言えば肩書き)、例えば、「マイスター」のような呼称で、内外からそれなりにリスペクトされ、スキルに応じた処遇(無論、所得も)を提供することが、年齢を問わず専門性を有する人材(財)を活用する一案だと考えます。(2012/11/12)

> 僕自身は、自分の部下であっても、年上の人には敬語で接します。 徹底していない気がします。年下の部下相手でも、業務中は敬語で統一でしょう。あまりガチガチにすると距離を感じさせるという見方もありますから、場面によって、公と私を使い分けることは必要と思いますが。(2012/11/12)

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