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ダイバーシティー=多様性が合理を生む

年上の部下、年下の上司~出口治明編

2012年11月13日(火)

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 ライフネット生命は今、60代の私と30代の岩瀬が社長と副社長として共同経営しています。

 世代も違えば、経験も違う。

 日本の年功序列の大企業の経営陣を思い浮かべると、こんなコンビで経営している会社はほとんどないのではないでしょうか。

 だからよく聞かれます。よくうまくいきますね。カルチャーギャップや判断がずれること、たくさんあるんじゃないですか、と。

 なぜ、ライフネット生命は、世代の違うトップ2人がうまく機能しているのか。その秘密を明かしましょう。

年功序列式の呼び名を捨てた

 そもそも日本の会社の多くは年功序列です。

 ですから呼び名も年功序列で決まります。

ライフネット生命保険の出口治明社長(左)と岩瀬大輔副社長(右)(写真:丸毛透)

 私が勤めていた日本生命保険もそうでした。初めて会う社内の人にはまず入社年次を尋ねます。自分より入社が早ければさん付けで呼び、遅ければ呼び捨てです。私も、それ以外の人も、全員がそうしていました。相手の能力が高い低いは関係ありません。年上には「さん」、年下は呼び捨て、です。

 軍隊的、と思うかもしれませんが、年功序列終身雇用が当たり前の戦後高度成長期の日本企業では、社内コミュニケーションの基本は、すべてこのやり方でした。一番楽でしたし、合理的でもありました。

 そんな会社を経た私ですが、ライフネット生命を創るにあたって、このやり方を捨てました。

 というのも、市場のルールがもう変わってしまっていたからです。年功序列で終身雇用が保障されるような高度成長は、今そしてこれからの日本にはありえません。仕事のやり方、チームの組み方も、もっともっと多様になります。誰がボスになり、誰が部下になるのか。年齢はもちろん、性別も、国籍も関係なくなりますし、そうでなければ、その組織は生き残れないでしょう。

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「ダイバーシティー=多様性が合理を生む」の著者

出口 治明

出口 治明(でぐち・はるあき)

ライフネット生命保険会長兼CEO

1948年生まれ。京都大学を卒業後、日本生命保険に入社。同社を退職後、2006年にネットライフ企画設立、代表取締役就任。2008年にライフネット生命保険に社名変更。2013年6月より現職。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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