• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

尊敬する上司とはひたすら食事を一緒にする“ストーカー”に

トレンダーズ、経沢社長が「食」を通じて学んできたこと(その1)

2012年11月1日(木)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

高島:ようこそ、「賢者の食卓」へ。経沢香保子さん、2人目のお客様です。経沢さんは、女性のライフスタイルを支援するメディア事業を展開する会社で、つい先日東証マザーズに上場されたトレンダーズの創業社長。リクルート、楽天を経て、起業されました。

経沢:1人目はどなただったんですか。

高島:日本交通の社長、川鍋一朗さんです。

経沢:え、タクシー王子の川鍋さん! さぞやゴージャスな「食」の話を聞けたんじゃないかしら。我が家は名家ではないので、川鍋さんのような素敵な食事の話、できませんよ(笑)

高島:いえいえ、この企画はビジネスの世界で活躍している「賢者」をつくってきたのは、どんな「食」だったのか、を私が伺うのが目的ですから、ゴージャスでなくてぜんぜん構いません。
 それでは、まず、子どもの頃の食事の風景を教えてください。

経沢:うーん、ごく普通、というか、普通すぎてかえって普通じゃなかったのが、私の家族の夕食でした。

高島:普通すぎて、普通じゃない?

夕方7時から家族で食卓を囲む家庭で育ちました

経沢:家族が揃って夕飯を食べていましたから、毎日。夕方7時には全員集まって。あ、父がちゃんと仕事から帰ってきているんですよ。だから、ほんとに家族全員がいっせいに食事をする。最初に食事にはしをつけるのは、父。私は末っ子なので、最後。父の言うことが全てという江戸時代のような家だったんです。

トレンダーズ社長 経沢香保子さん
(写真:丸毛透、以下同)

高島:そりゃすごい。まるで「サザエさん」の夕食ですね。波平さんは、いつも家族と夕食を食べていますが、夕方7時に、実際のお父さんはなかなか帰れません。私の家も、平日に父が家族と一緒に夕食をとることはなかったです。というか、子どもの頃、私が寝る前に帰ってくることがほとんどなかった。

 家族全員で夕食を、はお父さんのポリシーだったわけですか。

経沢:大きくなるとだんだんうっとうしくなるんですけどね(笑)。だって、高校生にもなると、学校帰りにはみんな遊んで帰ってくるでしょ? それでも、私は7時には必ず帰っていました。父がどかっと食卓に鎮座していますから。

高島:外食はしなかったんですか?

経沢:基本的には「おうちで夕食」でした。外食は両親の結婚記念日の時くらいでした。

高島:夕食は家族全員で。はしを最初につけるのは家父長から。そんなリーダーシップ満々のお父さんから、経沢さん、学ぶことがけっこうあったんじゃないですか?

経沢:ええ、いろいろな意味で(笑)。私が父の家父長ぶりに文句を言うと、「経済的に自立しなければ発言権はない」とばさっとやられていました。「何か言いたいことがあるなら稼げるようになってから言え」と。だから早く自由になりたい、早く自立したいと思っていたんです。

高島:そこでゆがんだりせずに、実際に自立しちゃったのが経沢さんの強さですね。

経沢:強いのかな。だったら嬉しいです。

コメント1

「賢者の食卓」のバックナンバー

一覧

「尊敬する上司とはひたすら食事を一緒にする“ストーカー”に」の著者

高島 宏平

高島 宏平(たかしま・こうへい)

オイシックスCEO

神奈川県生まれ、東京大学大学院工学系研究科情報工学専攻修了後、外資系経営コンサルティング会社のマッキンゼー東京支社に入社。2000年6月にオイシックスを設立し同社代表取締役CEOに就任。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント投稿機能は会員の方のみご利用いただけます

レビューを投稿する

この記事は参考になりましたか?
この記事をお薦めしますか?
読者レビューを見る

コメントを書く

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック