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「こどもの目線で話したら、絶対なめられますよね」

細田守監督(「おおかみこどもの雨と雪」) ×澤本嘉光さん 第1回

2012年11月6日(火)

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「おおかみこどもの雨と雪」の大ヒットを放った細田守監督と、ソフトバンクモバイルの「白戸家」シリーズを手がける澤本嘉光氏の異色対談連載。多くの人の心を動かすコンテンツの作り手同士が、オンからオフまで語り合います。

(写真:大槻 純一、以下同)撮影協力:MAREBITO(マレビト

澤本:細田さんと僕は、実は初対面ではなく、ツイッターでつながっていまして。

(C)2012「おおかみこどもの雨と雪」製作委員会、スタジオ地図作品

細田:ツイッターつながりなんですよね。

澤本:というか、もともと僕は一ファンとして細田さんの作る映画が、すごく好きだったんです。

細田:ありがとうございます。

澤本:それで、あるとき細田さんがツイッターで僕をフォローしてくれているのに気が付いたんですよ。

細田:僕も澤本さんの一ファンでしたので(笑)。

澤本:そうだったんですか!

細田:広告界のすぐれたクリエイターの方たちの発想とか考え方は、映画にも生かすことができると思っていたんです。僕は「広告批評」をずっと続けて読んでいたんですよ。

 それで、ある時期から誌面が澤本さん一色になっていって、「この人、どういう人なんだろう?」と、興味をひかれていたんですね。もっといろいろ知りたいなと思っていた。そうしたら、まだ十分に澤本さんのことが分からないうちに、「広告批評」が休刊になっちゃって。

澤本:ああ(笑)。

「原田知世も好きですが、アニメ版も大好きで」

細田:だからツイッターでアカウントを見つけたときに思わずフォローしました。そうしたら澤本さんからお返事が来て、びっくりしまして。

澤本:僕がアニメ映画の監督として「細田守」の名前を認識したのは、「時をかける少女」を見たときなんです。まあ、とにかく、僕はあの映画が好きで好きで、しょうがなくて。

細田:あはは。原田知世が出た実写版の方じゃないですか?(笑)。

澤本:そうそう、原田知世のときの「時かけ」も好きですよ。その話をすると、たぶん2時間ぐらいいきますよね(笑)。

※「時をかける少女」(細田守監督版) ボーイッシュで放課後に男友達とキャッチボールに興じるような高校2年の元気な紺野真琴が主人公。原作の筒井康隆『時をかける少女』で主人公だった芳山和子は、博物館の学芸員を務めるミステリアスな叔母として登場。

※「時をかける少女」(大林宣彦監督版) 1983年公開。同級生の深町一夫と関わる中で、突然、タイムリープの能力を身に付けてしまった高校1年の芳山和子を、映画初主演の原田知世が好演。記念すべき80年代のアイドル映画となった。

細田 守(ほそだ・まもる)
アニメーション映画監督
1967年、富山県生まれ。金沢美術工芸大学卒業。91年東映動画(現・東映アニメーション)に入社。アニメーターとして活躍後、演出家に転向。その後フリーとなり、劇場アニメ「時をかける少女」(2006年・角川ヘラルド映画)を監督し、小規模上映ながらロングラン・ヒットとなり国内外の数多くの賞を受賞。続く「サマーウォーズ」(09年・ワーナー・ブラザーズ映画)では16.5億円の興行収入を達成し、ベルリン国際映画祭にも正式招待された。11年には自身のアニメーション映画制作会社「スタジオ地図」を設立。最新作で自身が監督・脚本・原作を務めた12年公開の「おおかみこどもの雨と雪」(東宝)は、この記事の公開時点で興行収入41億円を超える大ヒットとなった。現在、日本を代表するアニメーション映画監督の旗手として国際的に知られる。

細田:そっちはそっちで、別の話があるんですよね(笑)。

澤本:だいたい大林宣彦さんや、相米慎二さんの話を始めると終わらなくなるんです。

細田:ふふふ(笑)。

澤本:とにかく細田監督の「時かけ」は、ものすごく好きで。何が好きって、雲とか空が大好きで、さらに野球が好きなんですが、雲がきれいで、空がきれいで、しかも登場人物が野球のキャッチボールをやっているという(笑)。

細田:野球。そうですよね。そうなんですよね、ええ。

澤本:あと、これを言うとあれなんですけど、主人公の女の子のキャラクターが好きなんです。

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「「こどもの目線で話したら、絶対なめられますよね」」の著者

澤本 嘉光

澤本 嘉光(さわもと・よしみつ)

CMプランナー

1966年、長崎県生まれ。東京大学文学部卒業後、電通に入社。カンヌ国際広告祭賞など内外の受賞多数。2007年に始まったソフトバンクモバイル「白戸家シリーズ」は5年目に突入し、いまや国民的CMに成長。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

清野 由美

清野 由美(きよの・ゆみ)

ジャーナリスト

1960年生まれ。82年東京女子大学卒業後、草思社編集部勤務、英国留学を経て、トレンド情報誌創刊に参加。「世界を股にかけた地を這う取材」の経験を積み、91年にフリーランスに転じる。2017年、慶應義塾大学SDM研究科修士課程修了。英ケンブリッジ大学客員研究員。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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中村 克己 元ルノー副社長、前カルソニックカンセイ会長