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クレージーキャッツに学んだ「くだらない大人」のかっこよさ

星野源さん×澤本嘉光さん 第2回

2012年12月11日(火)

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(前回から読む

ユニコーンで〆た前回から予想通り話題は暴走。クレージーキャッツ、やっぱり出てくるモンティパイソン、そして謎の深夜番組。「メジャー」「サブカル」「アングラ」といったジャンルを軽々と超えて対談は続きます。

星野:僕は本当に「ハナ肇とクレージーキャッツ」が大好きで、白スーツを着て「SAKEROCK(サケロック=星野源がリーダーのバンド)」をやったのも、完全にクレージーキャッツの影響ですし、何というか、本当に全部に影響を与えられています。

澤本:すばらしいっ。

星野 源(ほしの・げん)
シンガーソングライター。1981年、埼玉県生まれ。2000年に自身が中心となりインストゥルメンタルバンド「SAKEROCK」を結成。2003年に舞台「ニンゲン御破産」(松尾スズキ・作・演出)への参加をきっかけに大人計画事務所に所属。10年にファーストアルバム「ばかのうた」を、11年にセカンドアルバム「エピソード」を発表。
俳優として、テレビドラマ「ゲゲゲの女房」(NHK)、映画「少年メリケンサック」(09年・宮藤官九郎監督)などに出演。2013年公開予定の映画「箱入り息子の恋」(市井昌秀監督)では初主演が決まっているほか、「地獄でなぜ悪い」(園子温監督)にも出演予定。
エッセイ「そして生活はつづく」(マガジンハウス)の刊行や、映像制作チーム「山田一郎」の代表を務めるなど、音楽家、俳優、文筆家、映像ディレクターとして多方面で活動し、多彩なアウトプットぶりに注目度が上昇中。公式ホームページはこちら
(写真:大槻 純一、以下同)

星野:ドリフターズにも影響を与えていますし、堺正章さんのような、ミュージシャンが俳優になったり、芸人さんになったりする元祖大スターも大好きで。それと僕は、久世(光彦)さんが演出されたテレビドラマとかも大好きでして。

澤本:昭和テレビの黄金期の話ですよね。

星野:ああいう感じをバンドのインストゥルメンタル(歌なしの演奏)でできないかって思って、サケロックをやっているんですね。

澤本:星野さんのセンスが、すごくよく分かりました。というか、非常にうれしいというか。僕の座右の銘は、谷啓さんから色紙に書いていただいた「人生山あり、谷啓」なんです。谷啓さんがまだご存命のときに1回仕事して、書いていただけませんか、とお願いしてみたら、嫌がらずにニコニコしながら書いてくださったんです。すばらしい。これ、人生の宝物です。

星野「人生山あり、谷啓」――いいですねえ。

澤本:やっぱり頭がいいですよね。僕は谷啓さんがすごく好きで、もちろん植木等さんも好きなんですけど、谷啓さんって…こんな話をして、また話したかったことが飛びましたよ、ごめんなさい。

注:澤本さんは事前に進行メモを用意して対談に臨みましたが、初回から、そのメモはほぼ機能していません。(→初回である前回から読む

星野:全然大丈夫です。

澤本:後でちゃんと戻るかも。

星野:いや、それはそれで。

「俺のバックには“組織”があるぜ」

澤本:たぶんコントの脚本とかを、ご自分で書かれていて、メンバーを動かしているんだけど、でも自分は「諸葛亮孔明」みたいにちょっと後ろに下がっていて、たまに出てみたい欲が出てきた、みたいなときに遠慮がちに少し前に出てくる。谷さんの、あのバランスや立ち位置というのがすごく好きなんですよ。

星野:ああ、分かります。

澤本:僕は会社っていう組織が好きな人間で、「独立しろ」と言われても、なかなか辞めない理由の一つは、おそらく植木等がサラリーマン無責任シリーズでやっていた「会社を楽しみながら自分が楽しむ」という形に、少し幻影を抱いているからだと思えるんです。

星野:そういうのがあるんですね。

澤本:お恥ずかしい話なんですが、僕は広告でクリエイティブなんかを仕事でやっていますけど、本当はきっと、ものすごい安定志向で、急に独立して「絶対次のCMを当てろよ」といわれたら、きっと当てられないんですよ。お金いっぱいもらっちゃったりしたらなおさらです。

 それは、当てられないというか、つまり大当たりできないというか。野球で言うと、ホームランじゃなくてヒットでいいから結果を出さなきゃ、というふうになって、当てに行って、バットを中途半端に振って70点を取りに行ってしまう、というやつ。

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「クレージーキャッツに学んだ「くだらない大人」のかっこよさ」の著者

澤本 嘉光

澤本 嘉光(さわもと・よしみつ)

CMプランナー

1966年、長崎県生まれ。東京大学文学部卒業後、電通に入社。カンヌ国際広告祭賞など内外の受賞多数。2007年に始まったソフトバンクモバイル「白戸家シリーズ」は5年目に突入し、いまや国民的CMに成長。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

清野 由美

清野 由美(きよの・ゆみ)

ジャーナリスト

1960年生まれ。82年東京女子大学卒業後、草思社編集部勤務、英国留学を経て、トレンド情報誌創刊に参加。「世界を股にかけた地を這う取材」の経験を積み、91年にフリーランスに転じる。2017年、慶應義塾大学SDM研究科修士課程修了。英ケンブリッジ大学客員研究員。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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