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世界は「元気が出るテレビ!!」を求めている!?

星野源さん×澤本嘉光さん 第3回

2012年12月18日(火)

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「まさか日経ビジネスオンラインで星野源さんの話が読めるとは」というツイートに、進行役キヨノさんと「してやったり」の担当編集Yです。今回は、読者の皆さんの年齢層にジャストミートな番組、音楽のお話が目白押し。サラリーマンゆえのクリエイターの技量の磨き方、独り立ちのプロだからこその、型にはまる罠、柔らかくて歯ごたえもある、不思議な対談第3回です。お楽しみください。(Y)

澤本:勢いに乗って前回からのテレビ番組の話を続けますと、僕は「モンティ・パイソン」みたいに、基本的にインテリだけど狂っているものが好きなんですけど、ビートたけしさんの「天才・たけしの元気が出るテレビ!!」もすごい好きだったな、と。あの番組は、いろいろな方面に迷惑を掛けたし、今ではもう制作も放送もできないでしょうけど、むちゃむちゃ面白いですよ。

星野:その作家として宮沢章夫(編注:劇団「遊園地再生事業団」主宰)さんも参加されてたりするんですよね。

澤本:そうなんですか。

星野:それも水脈につながるんです。

※「水脈」については、前回をご参照ください。

星野 源(ほしの・げん)
シンガーソングライター。1981年、埼玉県生まれ。2000年に自身が中心となりインストゥルメンタルバンド「SAKEROCK」を結成。2003年に舞台「ニンゲン御破産」(松尾スズキ・作・演出)への参加をきっかけに大人計画事務所に所属。10年にファーストアルバム「ばかのうた」を、11年にセカンドアルバム「エピソード」を発表。
俳優として、テレビドラマ「ゲゲゲの女房」(NHK)、映画「少年メリケンサック」(09年・宮藤官九郎監督)などに出演。2013年公開予定の映画「箱入り息子の恋」(市井昌秀監督)では初主演が決まっているほか、「地獄でなぜ悪い」(園子温監督)にも出演予定。
エッセイ「そして生活はつづく」(マガジンハウス)の刊行や、映像制作チーム「山田一郎」の代表を務めるなど、音楽家、俳優、文筆家、映像ディレクターとして多方面で活動し、多彩なアウトプットぶりに注目度が上昇中。公式ホームページはこちら
(写真:大槻 純一、以下同)

澤本:星野さんは海外のCMって、あんまり見る機会はないですよね。

星野:ないです。

澤本:最近、世界のCMの動きとして、元気が出るテレビ!!みたいな事件を企画として起こして、それを撮影して、後で編集するというパターンがあるんですよ。

 たとえば町の真ん中にテーブルが置いてあって、そこに何だか気になるスイッチがついている。通りすがった人は、その、ちょっと気になるスイッチを、何気なくぽんと押す。すると、その瞬間に、急に車が町に突っ込んできて、銃撃戦が始まって、人がばんばん倒れていって、周囲にいる人はうろうろ、というように、仕組まれた劇が始まるんです。

星野:押した人は呆然ですね。

「元気が出るテレビ!!」の時代、来る?

澤本:それで、大掛かりないたずらを仕組んだ後に、あたかもCMだということを正当化するかのように、「町はドラマで満ちています」みたいなコピーが登場して、「ドラマはここのチャンネルで見てね」となるようなCM。

星野:まさしく、元気が出るテレビ!!ですね。

澤本:僕は大学の卒論で寺山修司をテーマにしたんですけど、寺山さんがやろうとしたのも、観客と演じる側が混然一体となるような仕掛けの芝居でした。そういう手法が、今世界のCMで使われています。

星野:何かに巻き込むという。

澤本:それです。そもそも、元気が出るテレビ!!のネタって、そうなっていましたよね。たとえば共同の風呂に入っていると、デブがいっぱい入ってきて、湯船が満杯になるとか。

星野:最高ですね。

澤本:そういう映像をCMに転化すると、たとえば「体重を減らそう」というような、ダイエット食品のキャンペーンにできますよね。

星野:なるほど。

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「世界は「元気が出るテレビ!!」を求めている!?」の著者

澤本 嘉光

澤本 嘉光(さわもと・よしみつ)

CMプランナー

1966年、長崎県生まれ。東京大学文学部卒業後、電通に入社。カンヌ国際広告祭賞など内外の受賞多数。2007年に始まったソフトバンクモバイル「白戸家シリーズ」は5年目に突入し、いまや国民的CMに成長。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

清野 由美

清野 由美(きよの・ゆみ)

ジャーナリスト

1960年生まれ。82年東京女子大学卒業後、草思社編集部勤務、英国留学を経て、トレンド情報誌創刊に参加。「世界を股にかけた地を這う取材」の経験を積み、91年にフリーランスに転じる。2017年、慶應義塾大学SDM研究科修士課程修了。英ケンブリッジ大学客員研究員。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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