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親の「手に職つけて」「とにかく留学」が子供の就職を危険にさらす

岡崎仁美・リクナビ編集長に2012年の就職活動戦線を聞く

2012年12月25日(火)

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 12月1日に解禁となった2014年入社の新卒採用活動。スタートから1カ月弱が経過した、短期決戦2年目の就職活動戦線では何が起こっているのか。リクルートキャリアの岡崎仁美・リクナビ編集長に話を聞いた。

(聞き手は小平 和良)

期間が短くなって2年目となる新卒の就職活動が解禁されて1ヵ月弱が経ちました。今年の特徴といったものは出てきていますか。

岡崎:これは今年から突然ということではなくて、以前からそういう傾向があったということだと思いますが、就職活動がより一層、分散・多様化していると思います。先ごろ行われた衆院選でも多数の政党が乱立しましたが、それと似ているところがありますね。

 今の就職システムが制度疲労を来たしているということは以前から言われてきたと思いますが、(就職活動の)スケジュールが圧縮されたことで、ますますそれが露呈する形になっています。そして現在のシステムにはまらない方々が、よりいろいろな手法を使うようになっているのだと思います。

岡崎仁美(おかざき・ひとみ)氏
リクルートキャリア リクナビ編集長。1971年香川県生まれ。1993年にリクルート入社。以来一貫して人材採用に関する営業および編集企画に従事。「ビーイング」副編集長、「リクナビNEXT」編集長を歴任し2007年より現職。三女の母でもある

どういった部分に制度疲労が表れていますか。

岡崎:それは様々なところに出ています。その背景にもいろいろなことがあるかと思いますが、1つには、大学生が増えたと同時に大学生を募集する企業も増えていることがあります。さらに、その中で求める機能・仕事も多様化・複雑化しており、多様なものと多様なもののマッチングを1つの手続きで進めていくこと自体が、難しくなっているのだと思いますね。

大量採用では難しいということでしょうか。

岡崎:大量だから、ということでもないと思います。大量が合う会社もあります。より多くの人に知ってもらわないと、なかなかやってみたいと思う人が出てこない仕事であったり、人気企業でも誤解されていて悩んでいたりといったこともあります。接点をたくさん持つこと自体は悪いことだとは思っていません。

古い就職活動に甘えていた大学や家庭

 ただ、大量採用する会社そのものが減っています。採用人数が減っているにもかかわらず、以前と同じような採用ステップ、同じような面接をしているということはあるかと思います。

 一方、学生側で言うと、就職活動のシーズンになると、社会人が無償でいろいろ教えてくれるわけですよね。よく就職活動で成長するなどと言われていて、確かにそういう機能があったかと思います。こうした状況に、学生側が甘えていたのかもしれません。これは学生本人が、というより、大学や家庭を含む社会全般が甘えていたということなのですが。

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「親の「手に職つけて」「とにかく留学」が子供の就職を危険にさらす」の著者

小平 和良

小平 和良(こだいら・かずよし)

日経ビジネス上海支局長

大学卒業後、通信社などでの勤務を経て2000年に日経BP社入社。自動車業界や金融業界を担当した後、2006年に日本経済新聞社消費産業部に出向。2009年に日経BP社に復帰。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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