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「今こそタイ」と日本企業が列をつくる理由

中小企業基盤整備機構・辻佳子シニアマネジャーに聞く

2012年12月27日(木)

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「今こそタイ」と、日本企業の注目が集まっている。2011年の大洪水にもかかわらず日本から直接投資は急増しており、駐在員事務所を設置するための手続きは数カ月から半年待ちの状況だという。中小企業のアジア進出を支援する中小企業基盤整備機構中国本部の辻佳子シニアマネジャーに理由を聞いた。(聞き手は田中太郎)。

ここ数年、タイに注目する日本企業が増えているそうですね。

:タイに出ていかなければ、という企業がとても増えています。先日、タイ国投資委員会(BOI)の方に聞いたのですが、現地に駐在員事務所を設置するための手続きは今、数カ月から半年待ちの状況だそうです。それだけ殺到しているということですね。

冬服をファッションとして楽しむタイ女性たち

辻佳子(つじ・よしこ)氏
中小企業基盤整備機構中国本部シニアマネジャー(海外販路開拓支援)。アクセンチュア、デロイトトーマツコンサルティングを経て独立、アジアビジネスを中心にコンサルティング活動を展開する。(撮影:佐藤久)

 日本企業がタイに注目する理由は大きく分けて3つあると思います。まず、経済発展によって国民生活が向上し、流通・サービス業が活性化してきています。これまでは製造拠点としてしかとらえられていなかったタイですが、市場としての魅力が増しています。

 ユーロモニター・インターナショナルの調査によると、タイの世帯当たりの可処分所得は、2012年に1万1070ドル(約95万円)で、2015年には1万2392ドル(約106万円)まで伸びると予測しています。

 携帯電話・スマートフォンも着実に普及してきており、2010年時点で契約者数は7000万件を超え、人口よりも多くなりました。電車の中でスマホを操作している人が目につく光景は日本と変わりません。

 興味深いのはフェイスブックのユーザー数の比較です。最新情報では、タイが約1800万人なのに対し日本は約1700万人と100万人もユーザーが多いという調査結果があります。新しいサービスが急速に普及しやすい市場である象徴かもしれません。

バンコク・スカイトレインの車内で。スマホを操作する風景は日本と同じだ

 ショッピングサイトでは、コンピューター関連商品に次いで、ファッションやアクセサリーなどが売れています。価格は1000~2000バーツ(1バーツは2.77円)ほどで、決して安くはりません。購買力の高まりを示しています。

 あるいはここ数年、タイでは冬服が流行しています。12月の2週間程度、少し肌寒い時期がありますが、日本人には「寒い」というほどではありません。その期間に冬服を楽しむ人が増えています。衣類を生活必需品としてではなくファッションとして捉える余裕が出てきた証拠でしょう。

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「「今こそタイ」と日本企業が列をつくる理由」の著者

田中 太郎

田中 太郎(たなか・たろう)

日経エコロジー編集長

1990年早稲田大学卒業、日経BP社入社。「日経レストラン」「日経オフィス」「日経ビジネス」「日経ビジネスアソシエ」「日経エコロジー」「ECO JAPAN」などを経て2014年から現職。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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