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本当に英語は、9割のビジネスパーソンに必須なのか?

英語のコミュニケーション 岩瀬大輔 編

2013年1月28日(月)

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 最近、英語を「公用語」にしようという日本企業が現れ始めました。

 TOIEC××点以上じゃないと出世できない、というキマリを設けた会社も登場しているのがニュースになったり、その正否について論争が繰り広げられたりしています。

 英語が当たり前の会社じゃなければ、グローバル市場で生きていけない!
 英語ができなければ、これからはビジネスパーソンとして通用しない! 
 そんなキャッチフレーズ、よく目にしますよね。

 僕自身は、いわゆる帰国子女です。10代のとき海外生活を経験しました。20代のときには米ハーバード大学経営大学院に留学していました。個人的に英会話に苦労することはありません。

 そのせいで、実によく聞かれるんです。
「これからは英語ができないと、ダメなんでしょうか?」と。

 答えはイエスでもノーでもありません。
 そもそも、この質問自体がある意味で間違っている。
 なぜでしょう?

相手に考えを伝えておしまい、ではない

 英語も日本語も「道具」です。
 何のための道具?
 コミュニケーションに決まっています。いかにいい道具を持っていても、使いこなせなければムダ。
 言語ってそういうものです。

 つまり、目の前の相手とちゃんとコミュニケーションが取れるかどうか。大切なのは「何語ができるか」以前に「コミュニケーションができるか」なのです。

 なんだ、コミュニケーションか。当たり前じゃないか。そう思う方もいらっしゃるでしょう。でも、実は多くの人が、ちゃんとコミュニケーションできていない。というのも、仕事におけるコミュニケーションは、相手に考えを伝えておしまい、ではないからです。

 最終的には、コミュニケーションを通じて「相手を動かせられるかどうか」が問われます。経営者だったら、社員を動かす。上司だったら、部下を動かす。営業だったら、取引先を動かす。店員だったら、顧客を動かす。そこまでしてはじめて「コミュニケーションが成立した」ことになる。

 というわけで、まずは英語がいるかいらないか問題の前に、この仕事におけるコミュニケーション問題について、考えてみましょう。人を動かすコミュニケーションに必要な条件は何か。僕流に解釈すると、3つに絞ることができます。

① 端的に話すこと

 コミュニケーションで重要なのは、自分の伝えたいことをまずはぐっとまとめて端的に伝えられるかどうか、です。

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「本当に英語は、9割のビジネスパーソンに必須なのか?」の著者

岩瀬 大輔

岩瀬 大輔(いわせ・だいすけ)

ライフネット生命保険社長兼COO

1976年埼玉県生まれ。98年に東京大学法学部を卒業後、ボストン・コンサルティング・グループなどを経て、2006年、副社長としてライフネット生命保険を立ち上げる。2013年6月より現職。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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