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僕が仕事の相手とお酒を飲まない理由

食事のコミュニケーション 岩瀬大輔編

2013年2月18日(月)

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 僕は食べることが大好きです。飲むことも大好きです。けれども、仕事の相手と夜、会食をするのは好きではありません。夜の会食は、基本的にいらない、というのが個人的な考えです。

 じゃあ、なぜ僕が「仕事相手と夜の会食はいらない」と断言するのか。まず、仕事の相手は、プロフェッショナルな関係です。だったら、お酒を飲もうが飲まなかろうが、仕事に必要なことは語り尽くせるし、議論もできるし、分かり合えるはずです。

 お酒を飲まないと、お互いなかなか本音が出てこない? それはおかしい。本音が出てこないのはお酒を飲んでないからではなくて、向き合って腹を割って話をしていないからです。何も酒の力を借りる必要はありません。

 もちろん、お酒の席で、会議室では出てこないようなプライベートが垣間見えることはあります。お互いの趣味がわかったり、好きな映画が同じだったり、実は学校の先輩後輩だったり等々……。飲みニケーションですね、いわゆる。その結果、お互いの距離がぐんと縮まって、仕事にもいい影響が出る。こんな経験を実際にした方もいらっしゃるんじゃないでしょうか。

 だったら、やはり仕事先と飲む、があったほうがいろいろいいこと、あるんじゃないか?
 ところが、実はいまお酒の席を設けなくても、たった1回の会食よりもはるかに相手と距離が縮まる武器が登場しました。

飲みニケーションの大半は、フェイスブックで事足りる

 フェイスブックです。
 お互い、フェイスブック上で「友だち」になれば、相手の趣味や、家族の話などは、たいがい見えてきます。意外な趣味をもっていたり、文章を通して「考え方」も伝わってきます。

 1回お酒を飲むよりも、はるかに多くの側面をお互いに見せあうのがフェイスブックという「場所」です。かつて、飲みニケーションが果たしていた役割の大半は、すでにフェイスブックに移行しているのです。飲みニケーションは、親しくなる可能性がある一方で、酔っぱらっているだけに、逆に険悪な関係に陥ってしまうおそれだってあります。

 しらふでフェイスブックを通じてコミュニケーションをとっていれば、その心配もありません。なにより、フェイスブックはタダです(笑)。

 では、社内コミュニケーションに「飲み会」を活用するのはどうでしょうか?
 個人的には、こちらもあまり好きではありません。もちろん、社員とは仲良くしたい。率直にものを言い合える関係でありたい。けれども、僕自身は経営者です。社員の給与や人事を決める立場にあります。それだけに、社員たちとは、仲良くしつつも、一定の緊張関係は崩したくない。悪い意味で、情に流されたりするようであってはいけない。

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「僕が仕事の相手とお酒を飲まない理由」の著者

岩瀬 大輔

岩瀬 大輔(いわせ・だいすけ)

ライフネット生命保険社長兼COO

1976年埼玉県生まれ。98年に東京大学法学部を卒業後、ボストン・コンサルティング・グループなどを経て、2006年、副社長としてライフネット生命保険を立ち上げる。2013年6月より現職。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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