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ピザとビールの夕食会が経営にもたらす効用とは

食事のコミュニケーション 出口治明編

2013年2月19日(火)

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 仕事とお酒について、ですか。私の場合、平日ほぼ毎日が会食です。飲みニケーション、大歓迎であります。

 人間は動物です。動物にとって、食事とは最優先事項です。いい仕事をするためにも、よく食べ、よく眠る必要がある。さらに人間の体の7割は水でできています。ご飯を食べる時には水分も取る。それは、水でもいい。お茶でもいい。ついでに言えば、お酒でもいいのです。私は、仕事相手や仕事仲間と一緒に大いに食べたり飲んだりすればいい、と思っています。特にお酒はいいですね。

 というのも、人間、アルコールが入ると、私を含めほとんどの人が軽薄になるからです。

 人間性がもろ出しになる。世の中には立派な人も悪い人も、実はあんまりいなくって、人間みんな「ちょぼちょぼ」なんだ、ってことが分かる。そうなると、腹を割って付き合える。同じ釜の飯を食い、同じ酒を飲む、というのはそんな効用があるんですね。

 日本生命保険でサラリーマンをしていた頃は、接待華やかな時代でした。こちらが接待する場合もあれば、接待される場合もあります。お店選びは、接待する相手のニーズを事前に聞くことにしていました。素直に聞いた方が、ハズレがありません。私が接待される時も、ニーズを聞いてもらった方が楽だったですし。

 ただ、仕事内容が、日本生命保険時代のBtoBからライフネット生命保険になってBtoCに変わったために、現在では、日常的に接待が仕事になるというシーンはほぼなくなりました。優しい株主の方がごちそうをしてくださることもありますが、それでも年に一度あるかないかです。今でも夜のお誘いがある時は、予定が空けられる限り、うかがうことにしていますが。

 ベンチャー経営者というのは、本当に時間がないので、今はお昼ご飯を食べる暇もない時がしばしばです。午後3時頃におなかがすいて、秘書に頼んでパンを買ってきてもらってしのぐことも珍しくありません。

夜は毎日講演会。そしてその後はピザとビール

 そんな私は、いま夜に何を食べているのか、と言いますと、主に、ピザにビール、です。

 なぜ、ピザとビールか、と申しますと、夜、講演をするケースがとっても多いからです。
 私は、ライフネット生命保険に興味を持っていただいて、呼んでいただけるならどこへでも行って話をいたします、と公言しております。するとけっこういろいろなところからお呼びがかかります。ほぼ毎日のように夜は講演が入ってしまうのですね。

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「ピザとビールの夕食会が経営にもたらす効用とは」の著者

出口 治明

出口 治明(でぐち・はるあき)

ライフネット生命保険会長兼CEO

1948年生まれ。京都大学を卒業後、日本生命保険に入社。同社を退職後、2006年にネットライフ企画設立、代表取締役就任。2008年にライフネット生命保険に社名変更。2013年6月より現職。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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