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「えっ、日本の道路って“地雷”だらけなんですか?!」

路面調査を手がけるジオ・サーチの冨田洋社長に聞く

2013年2月13日(水)

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 1960年代の高度成長期に一気に建設が進んだ日本のインフラ。道路の地下や高架橋やトンネルのコンクリート部分など目に見えない部分で老朽化が急速に進んでいる。橋が破損して通行止めになるなど、インフラ荒廃のリスクは高まる一方だ。国土交通省や地方自治体などから、道路の陥没予防のための調査を受託するジオ・サーチの冨田洋社長が見た実態とは。

(聞き手は、山崎 良兵)

昨年12月の中央高速道路・笹子トンネルの事故を受けて、道路などインフラの老朽化に注目が集まっています。全国各地を調査される中、現状をどう見ていますか。

冨田 洋(とみた・ひろし)氏
1953年兵庫県生まれ。慶應義塾大学工学部卒業。1989年ジオ・サーチを設立。「路面下空洞探査システム」を開発して実用化する。1998年NGO(非政府)法人の「人道目的の地雷除去支援の会(JAHDS)」の設立で中心的役割を果たす。タイとカンボジアの国境地帯に広がるクメール遺跡の近辺で地雷除去に取り組む。地方自治体などからの受託で、道路陥没の予防調査を全国各地で手がける。(写真:陶山勉、以下同)

冨田:目に見えない危険がいたるところで急激に増えている。そんな印象を持っています。当社はカンボジアでの「地雷除去」の経験などで磨いた地中を調査する技術を活用して、道路の陥没を予防調査する技術を開発してきました。時速60kmで走る車両からCT(コンピューター断層撮影)スキャンのように道路の地下部分を撮影して、危険な空洞があるかどうかの詳細な調査を実施しています。

 橋やトンネルなどで問題になっているコンクリートの劣化では、車両を走らせて調べると、水がたまっているところや、鉄筋が錆びているところが多数見つかる。老朽化が進んでいるので、同じ距離を走って調査しても、損傷個所はどんどん増えている印象があります。

 危ないところから優先順位をつけて、補修して安全を確保しなければなりません。地中には埋設管がそこら中にありますが、古いものでは図面がなくなっている場合もあります。一刻も早く現状を把握して、対策を施すことが欠かせません。

コメント1件コメント/レビュー

インフラは未来永劫必要なのに、「コンクリートから人へ」という台詞にまんまと乗せられた選挙民の責任も大きい。(2013/02/13)

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「「えっ、日本の道路って“地雷”だらけなんですか?!」」の著者

山崎 良兵

山崎 良兵(やまざき・りょうへい)

日経ビジネス副編集長

日経ビジネス編集部、ニューヨーク支局、日本経済新聞証券部などを経て、2017年1月から日経ビジネス副編集長。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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インフラは未来永劫必要なのに、「コンクリートから人へ」という台詞にまんまと乗せられた選挙民の責任も大きい。(2013/02/13)

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