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「ミセス・ワタナベ」再び?

アベノミクスで動き出した国内FX投資熱

2013年3月8日(金)

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 昨年末から続く円安基調で、国内の個人投資家も動いている。FX投資家の鳥居万友美氏は、以前のFXブーム時とは違う新しい層が流入し、投資マインドも変わってきていると語る。アベノミクス効果でFX熱は再び広がるのか。

(聞き手は秋山 知子)

昨年の政権交代を機に、円安基調が3カ月以上続いています。鳥居さんは女性を中心としたFX個人投資家のネットワークをお持ちで、自身も長くFXを続けておられますが、国内の個人投資家は今どのような状況ですか。

鳥居:実はちょうど1年前、2012年の2月から3月にも円安になったんですね。この時は1ドル=84円を超えて、新聞やマネー誌などでも円高は底を打った、トレンド転換したという記事がたくさん出たんです。

鳥居 万友美(とりい・まゆみ)
ピュアエッジ代表取締役。離婚をきっかけに、子育てをしながら確保できる収入源を求めてFXを始め、独特の投資スタイルが米国、韓国、香港などの海外メディアにも紹介される。著書に『FXで月100万円儲ける私の方法』シリーズ(全4冊、ダイヤモンド社)。
(撮影:都築雅人)

 長期の月足のローソク足(一定期間中の値幅と値動きを表すチャート)で見ると、21カ月移動平均線よりローソク足が下にある時は下げトレンドなんですが、ずっと何年も移動平均線を超えられなかったのが何年かぶりに上へ抜けた、これからどんどん(ドルが)上がってくるんじゃないかと。そういうのを見て今のうちに早く買っとかなきゃと、円を売ってドルを買った主婦の方が周囲に結構いましたね。

 でもその後、ドルはまたダラダラと下がって、1ドル=77円まで戻ってしまった。値動きでは数円でも、FXの口座で買っているとレバレッジがかかっているので何百万円もの損になってしまった方もいました。

 それがあるので、今回も割と「本当にこのまま円安になるの?」と疑心暗鬼で、「でも乗り遅れたくもない」というマインドの人が多いんじゃないでしょうか。

 私はテクニカル指標のうちでRCI(Rank Correlation Index、相場の買われ過ぎ・売られ過ぎを表す指標)が好きなんですけど、RCIで見るドル円レートの長期・中期・短期の3本のトレンドのうち、一番長期の線が上がってきているので結構本格的な上昇トレンドです。でも現在は短期もかなり上まで来ているので、一回下げてからでないと上がらないかな、というのがチャートからは言えます。この先、さらに円安に行くとしても一回、押し目の下げ(円高)があるのではと思います。

 ただ、個人投資家の状況は1年前より今のほうがヒートアップしてますね。結構慌てて買っている人が多いです。ここまでドルが上がってきちゃうと、また高値づかみになる恐れもありますね。もう少し前に買っていればよかったかもしれませんけど。今は少し様子見という局面でしょうか。

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「「ミセス・ワタナベ」再び?」の著者

秋山 知子

秋山 知子(あきやま・ともこ)

日経ビジネス副編集長

1986年日経BP社入社。日経コンピュータ、日経情報ストラテジー、日経アドバンテージ、リアルシンプル・ジャパンの編集を担当。2006年から現職

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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