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今年も母が職場に怒鳴り込み

“ブラック新人”事件簿2013

2013年4月23日(火)

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  日経ビジネス4月15日号「それをやったら『ブラック企業』~今どきの若手の鍛え方~」特集に合わせてスタートしたオンライン連載では、1回目にファーストリテイリングの柳井正会長兼社長が若手社員の教育方針について語った(「甘やかして、世界で勝てるのか」)。2回目は低価格飲食チェーンのワタミで陣頭指揮を執る桑原豊社長が今の思いを独白した(「我々の離職率は高くない」)。

 3回目は、2013年3月に日経ビジネスオンライン「NBO世論調査」(http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20130319/245287/)内で実施した、ブラック企業や社員教育にまつわる調査結果をリポート(「若手の扱い方が分からない…」先輩社員の悲痛な叫び)。

 4回目の「オレオレ新人がやってきた!」からは、“ブラック新人”が巻き起こしたオドロキの事件簿を紹介。同時に、ブラック企業アナリストの新田龍氏が、その対処方法も伝授する。5回目に紹介するのは、「プライベート中心新人」「うっかりドッキリ新人」などだ。

事件簿4:公私の境界線は皆無?「プライベート中心新人」

◇先輩社員との座談会でなかなか質問が出てこないので、「仕事に直接関係のない質問でもいいので、気軽に聞いてください」と伝えたところ、「○○さんはどんなマンガが好きですか?」と質問された。なぜマンガ…?

◇「何か質問や困ったことはある?」と聞くと「○○さんは独身ですか? 私、最近彼氏とうまくいってなくて…」とプライベートな話題にシフトしていく。舐められてしまったのかも…。

ブラック企業アナリストの新田龍氏が、巷に増える“ブラック新人”の対処術を教える

 あなたと、部下や後輩は、違う人間だとアタマでは分かっていても、やはりペースが違うと調子が狂います。あなたが大切だと思っている残業を忌避したり、飲み会に付いてこなかったりすると、何となく一生懸命さが伝わらない。

 「会社というのは、仕事というのは、そんなんじゃあダメなんだ」と説教したくもなるでしょう。 ですが、そう言いたくなった時には、一瞬だけこう自問してみてください。「その部下や後輩は、やるべき仕事をきっちりこなし、成果を出していますか」。

 もし出していないなら、ぜひキッチリと詰めてください。日本は資本主義国家で、新人といえども民間企業の社員です。民間企業の大前提は利益を上げること。会社の崇高なミッション・ビジョンを実現するには、まずカネが必要だと教えてやってください。

 「君は社会貢献したいと言っていたな。君がビジネスに貪欲になり、カネを稼いではじめて、私たちの会社は社会貢献ができるんだよ」

 「今、一生懸命働くその先に、君が望むクリエイティブな仕事や、グローバルな仕事が待っている。結果として君は自己成長できる。そういう順番になっていることを忘れてはいけない」

 こんな風に諭してみてはどうでしょうか。もしくは次のように問いかけるのもいいでしょう。
「君の理想の状態に近づくためには、どんなことが必要だと思う」

 ワーク・ライフ・バランスと同様、プライベートでの成長も、与えられるものではなく、自ら獲得するものです。きっちりと仕事で成果を挙げられる人であれば、プライベートも周囲が応援してくれます。

 一方、もし新人が求められた成果を挙げているのでれば、説教されるべきは上司や先輩のほうでしょう。 仕事は成果で評価すべきであり、「残業していない」「飲み会に参加しない」「一生懸命さが伝わらない」といった要素で評価すべきではありません。

 あなたのペースとその部下のペースは違う。あなたが飲み会の場で構築している人間関係を、部下は普段の社内コミュニケーションで構築しているかもしれない。

 上司や先輩であるあなたが、一生懸命がんばる姿だけを評価するようになってしまったら、どうなるでしょう。仕事の中身は適当で、必死なふりだけ得意な部下や後輩を育成してしまうかもしれません。

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「今年も母が職場に怒鳴り込み」の著者

瀬戸 久美子

瀬戸 久美子(せと・くみこ)

日経WOMAN編集部

旧・日経ホーム出版社(現日経BP社)に入社後、日経WOMAN、日経TRENDY、日経ビジネス編集を経て2013年4月より現職。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

日野 なおみ

日野 なおみ(ひの・なおみ)

日経ビジネス記者

月刊誌「日経トレンディ」を経て、2011年から「日経ビジネス」記者。航空・鉄道業界や小売業界などを担当する一方、書籍編集なども手がける。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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