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従来の視点をリセット、そうすれば何かが見えてくる

東京海上日動火災保険 「昔から新しいもの好き」

2013年5月16日(木)

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 東京海上日動火災保険の宇野直樹常務とITリサーチ大手、ガートナー ジャパンの日高信彦社長が保険ビジネスのイノベーションについて語り合った。

 宇野常務によると東京海上日動は「新しいものが好きで、何かにこだわるところが昔からある」。IT(情報技術)を使ってビジネスプロセスを進化させる一方、コンサルティング型の提案に取り組んでいく。

 「人間はリスクを感知し続ける。世の中が高度になればなるほど新しいリスクが生まれるから、リスクに対するコンサルティングニーズは不変」という。

(構成は谷島宣之=日経BPビジョナリー経営研究所研究員、中村建助=ITpro編集長)

日高:御社は1日単位で加入できる「ドコモワンタイム保険」、生命保険と損害保険を融合した「超保険」、といった新しい保険商品を積極的に発売しています。保険というビジネスは今後どうなっていくとお考えですか。

宇野:ドコモワンタイム保険は携帯電話やスマートフォンのGPS(全地球測位システム)機能も使い、例えばゴルフ場に近づいていくと「ゴルフ保険はどうですか」とか、空港に近づくと「海外旅行傷害保険はどうですか」といったオファーが出る仕組みを備えています。

 保険商品そのものを変えるのではなく、商品をお勧めするところにGPS機能を入れて利便性を高めた。つまり、提案方法を変えたのです。NTTドコモさんがGPSの仕組みを既に持っていて、そこに我々の保険を連動させてもらった。こういうコラボレーションを考えていくことも今後の1つの方向だと思います。

日高:ワンタイム保険を出すにあたって、どういう経営判断があったのでしょうか。

宇野:弊社は新しいものが好きで、何かにこだわるところが昔からあります。ワンタイム保険もそうです。若者のニーズを満たすことができないか、という発想でした。例えば大学生が夏休みに実家へ帰って両親の車を乗りたいと言ったとき、この保険が使えます。

日高:従来の保険ですと年齢条件や補償範囲の制限があるわけですね。

宇野:ご両親が夫婦限定補償の保険に入られていたら、大学生のお子さんが1日だけ運転しようとしても条件変更の手配は面倒。その問題を解消しようということで始めました。実績も伴っていて、春休み、夏休み、冬休みにすごい勢いで契約が伸びる。大抵20代の方です。やはり、何かにこだわりを持って、きちんとした商品を提供すればお客様は反応してくださるということではないでしょうか。

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「従来の視点をリセット、そうすれば何かが見えてくる」の著者

谷島 宣之

谷島 宣之(やじま・のぶゆき)

日経BP総研

一貫してビジネスとテクノロジーの関わりについて執筆。1985年から日経コンピュータ記者。2009年1月から編集長。2015年から日経BP総研 上席研究員。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

中村 建助

中村 建助(なかむら・けんすけ)

ITpro編集長

日経デザイン、日経ストアデザイン、日経コンピュータ、日経ソリューションビジネス編集長、日経エコロジー編集長、日経ビジネス副編集長などを経て、2012年よりITpro編集長。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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檜山 敦 東京大学先端科学技術研究センター 講師