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プラスチックごみを効果的に減らす方法はありますか?

過剰包装を減らす運動を展開する石川雅紀・神戸大学大学院教授に聞く

2013年5月16日(木)

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 キッチンにあふれるプラスチックごみに嫌気が差している読者も多いのではないだろうか。NPO法人の「ごみじゃぱん」は、神戸大学の学生が中心になり、スーパーなどと協力して「減装(へらそう)ショッピング」のプロジェクトを展開。2012年度の「リデュース・リユース・リサイクル推進功労者等表彰」の内閣総理大臣賞に選ばれた。代表を務める石川雅紀・神戸大学大学院教授に過剰包装を減らすための取り組みについて聞いた。

(聞き手は田中太郎)

ごみの分別やリサイクルが進んだといっても、なかなか減らないのがプラスチックでできた容器や包装のごみです。私の家でも、キッチンにある分別ごみ箱で最初に満杯になるのが容器包装ごみの箱です。ごみになるものを減らすリデュース(発生抑制)はなかなか進みません。石川さんが代表を務めるNPO法人「ごみじゃぱん」が取り組んでいる「減装(へらそう)ショッピング」は、このリデュースに真正面から向き合った活動ですね。

石川雅紀(いしかわ・まさのり)氏
神戸大学大学院経済学研究科教授。1978年東京大学工学部卒業、東京水産大学水産学部食品工学科を経て2003年から現職。2006年廃棄物の発生抑制を目指すNPO(非営利組織)ごみじゃぱん設立、代表理事。専門は環境経済学、環境システム分析

石川:「減装ショッピング」は、同じカテゴリー商品のなかで、中身当たりの容器や包装の重量が小さい上位30%程度のものを「減装(へらそう)商品」として推奨し、消費者が商品を選ぶ際の参考にしてもらう活動です。スーパーなどの商品棚に減装商品のマークを表示して、買う時にもごみを減らすことを考えてもらうのが狙いです。

ダイエーは関西・中部地区70店舗で展開

 最初の2007年は1店舗で1カ月間の期間限定でしたが、2008年は4店舗3カ月間というように徐々にスケールアップしてきました。2011年からは日常的な活動にし、店舗数もダイエーの神戸市内の直営店22店舗と岐阜県大垣市の1店舗、コープこうべの1店舗に広がりました。ダイエーは現在、関西・中部地区の70店舗まで拡大しています。さらに2011年には、山崎製パンが減装マークを外袋に印刷したパンを全国で発売しました。

「減装商品」のマークを表示することによって消費者の購入は増えるのですか。

お店で店員さんと一緒にイベント

コメント4件コメント/レビュー

私自身は数年前からスーパーでの買い物には袋持参で行っているが、それでも商品の包装材が多く出る。多いのはスチロールや塩ビのトレーと全体を覆うラップ、又は袋。アメリカや中国では野菜や果物の多くが量り売りされていたが、中国では、例えば葡萄でも痛んだ粒や上手くなさそうな部分を棚に残して、良い部分だけ持って行くので山が半分になると不良品だらけになってしまう。客は追加で商品をおいて行くタイミングを狙って殺到し、「良いところ取り」して次の場所に移動する。取った商品は薄手のポリ袋に入れて、計量して値札を張ってもらう。この様な国々でも、飲み物は量り売りの対象にしていない。だからどの国でもペットボトルは減らない。炭酸飲料は難しいが、それ以外であれば、牛乳であろうがジュースであろうが、「マイボトル」持参で1リットル単位で売れないだろうか?いくらリサイクル出来ると言っても、或は材料を薄くしても劇的に減らす事は出来ない。中を奇麗に洗浄出来るマイボトルであれば、衛生上も問題ない。衛生上のリスクの少ない飲み物から始めたらどうだろうか?フードコートや自販機で紙カップに入った色々な飲み物を買っている習慣はあるのだから何とかなる筈だ。(2013/05/16)

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「プラスチックごみを効果的に減らす方法はありますか?」の著者

田中 太郎

田中 太郎(たなか・たろう)

日経エコロジー編集長

1990年早稲田大学卒業、日経BP社入社。「日経レストラン」「日経オフィス」「日経ビジネス」「日経ビジネスアソシエ」「日経エコロジー」「ECO JAPAN」などを経て2014年から現職。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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私自身は数年前からスーパーでの買い物には袋持参で行っているが、それでも商品の包装材が多く出る。多いのはスチロールや塩ビのトレーと全体を覆うラップ、又は袋。アメリカや中国では野菜や果物の多くが量り売りされていたが、中国では、例えば葡萄でも痛んだ粒や上手くなさそうな部分を棚に残して、良い部分だけ持って行くので山が半分になると不良品だらけになってしまう。客は追加で商品をおいて行くタイミングを狙って殺到し、「良いところ取り」して次の場所に移動する。取った商品は薄手のポリ袋に入れて、計量して値札を張ってもらう。この様な国々でも、飲み物は量り売りの対象にしていない。だからどの国でもペットボトルは減らない。炭酸飲料は難しいが、それ以外であれば、牛乳であろうがジュースであろうが、「マイボトル」持参で1リットル単位で売れないだろうか?いくらリサイクル出来ると言っても、或は材料を薄くしても劇的に減らす事は出来ない。中を奇麗に洗浄出来るマイボトルであれば、衛生上も問題ない。衛生上のリスクの少ない飲み物から始めたらどうだろうか?フードコートや自販機で紙カップに入った色々な飲み物を買っている習慣はあるのだから何とかなる筈だ。(2013/05/16)

この活動には大いに賛同します。 私も日頃から気にしていました。 少しばかりの取り組みとして、毎晩酌の日本酒を瓶詰めでなく紙パック容器にしています。 重量、容量共に減らせ省資源に資しているのでは、と思います。 空港の免税店でも紙パックにしてくれたら、とも思います。 (2013/05/16)

物を買うと、その包装材を捨てるのが大変。特に、硬いプラスチックでできた包装材。プラスチックは簡単には畳めないし、かさばるのでごみ箱がすぐにいっぱいになる。(プラスチックのごみ収集の日まで屋内に置いておくのが非常に邪魔だし、見た目が良くない)肉や魚のトレーをいちいち洗ってスーパーへ持っていくのも面倒。冷凍した肉を袋入りにしてくれると助かる。エコロジーやエコノミーというよりも、捨てるのに手間がかからないか(かさばらないか)を考えてしまうことが多い。(2013/05/16)

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それで本当に勝てるのか。 ロマンとソロバンのはざまで葛藤しました。

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