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新規参入者が押し上げるアベ相場

2013年5月28日(火)

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 昨年11月から約80%も上昇した日本株。「日本株への関心はとうの昔になくした」とさえ言われた外国人投資家が焦って買いに走っている。だが、5月23日には13年ぶりの急落。アベノミクス相場に何が起きたのか。上昇はどこまで続くのか。楽天証券の楠雄治社長に相場の裏側を聞いた。

(聞き手は本誌主任編集委員 田村賢司)

昨年11月に解散総選挙が事実上決まって以来、日経平均株価は80%も上昇したが、5月23日には1143円も急落した。急騰に変化か。

楠雄治(くすのき・ゆうじ)社長
1962年広島県生まれ。86年広島大学文学部卒業、日本ディジタルイクイップメント(現・日本ヒューレット・パッカード)に入社。96年シカゴ大学ビジネススクールMBA取得。99年にDLJディレクトSFG証券(現・楽天証券)入社、06年10月から現職

:外国人投資家を中心にした(アルゴリズム取引など)コンピューターの自動売買で一気に値が崩れたようだ。きっかけは、この日に発表された中国の5月のPMI(製造業購買担当者景気指数)が悪く、今後の景気回復への懸念が広がったことなどと言われるが、プログラムが株価の急落に反応し、売りが売りを呼ぶ雪崩現象が起きたということのようだ。

 この半年、株価の上昇ピッチが相当に早かったので、「高所恐怖症」になっていた面もあるのだろう。最近はネット証券の顧客も一部は相当な回転売買をしているから、全てが機関投資家やヘッジファンドのせいとばかりもいいにくいが。


株だけでなく、FX取引が激増している

株価上昇に加え、今年3月から信用取引の規制が緩和されてもいる。個人投資家は2005~2007年の株価上昇時とどう変わっているのか。

:株価がここまで上がると、さすがに初心者の参入も急増している。だが、口座数が本当に増えてきたのは今年1月頃から。新規開設口座は昨年同時期の倍以上になったほどだ。

 ただ、お客様のタイプは2005年の大相場の時とは変わってきた。前回は、ある程度以上に投資をやってきた人が他のネット証券や大手証券から移ってくるというケースが多かった。手数料の低さや取引画面の使いやすさなど、少しでも有利なところを探して移るという感じだった。

 しかし、今回は(投資としてはより堅実な方の)投資信託を買うお客様や投信でも、毎月一定額を出して買い続ける積み立て型の方も増えている。ごく普通の方も株式投資に入ってきている感じだ。

 ただ、一方で売買の面ではやはりある程度慣れた投資家の回転売買が一段と激しくなっている。信用取引の規制緩和の影響も大きい。例えばある金額の保証金を使ってその数倍の売買を行うのが信用取引だが、以前は一度取引をすると、その保証金を同じ日に使うことができなかったが、同じ日に何度でも1つの保証金を使った売買ができるようになったりした。

売買はどのくらい増えているのか。その中身の変化は。

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「新規参入者が押し上げるアベ相場」の著者

田村 賢司

田村 賢司(たむら・けんじ)

日経ビジネス主任編集委員

日経レストラン、日経ビジネス、日経ベンチャー、日経ネットトレーディングなどの編集部を経て2002年から日経ビジネス編集委員。税・財政、年金、企業財務、企業会計、マクロ経済などが専門分野。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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