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中国・地方マーケット攻略のコツとは

中国市場戦略研究所・徐向東氏に聞く

2013年6月5日(水)

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 中国景気が減速する中、発展が遅れていた内陸などの地方都市が、これからけん引役になるという見方がある。ただ、今のところ、日本企業の存在感は、欧米企業などに比べて小さいようだ。潜在力が大きいと見られている市場をどうすれば攻略できるのか。中国でのマーケティングなどに詳しい中国市場戦略研究所の徐向東氏に聞いた。

(聞き手は宮澤 徹)

中国景気は減速傾向と言われますが、これまで発展が遅れていた内陸などにある地方都市の成長性をどう見ていますか。

徐 向東(ジョ・コウトウ)
中国市場戦略研究所代表取締役。中国大連生まれ。北京外国語大学講師を経て日本へ留学し、博士号を取得。日経グループ会社首席研究員、コンサルティング代表取締役などを務めた後、中国市場戦略研究所を立ち上げ代表取締役に就任。B2BからB2Cまで幅広い分野で中国市場戦略サポートの実績を持つ。主な著書に『中国人に売る時代!』(日本経済新聞出版社)がある。

:今、地方都市に行くと、まず目につくのは建材市場の活気です。マンションが数多く建てられ、多くの人が移り住んできているので、壁材とか床材、衛生陶器などがよく売れています。鉄筋コンクリート用の鋼材取引も非常に盛んです。

 地方都市の女性たちも、健康だとか美だとかに目覚め始めています。そういった商品を求めています。

バブルとの指摘もありますが。

:中国政府はこれから政策として、内陸などの「都市化」にお金をかけていくので、インフラの整備が進み、生活水準も上がるはずです。北京や上海の経済はもう十分に飽和していますが、地方都市では成長へ向けた潜在力は大きいと思います。

そこでの日本企業の存在感をどう見ていますか。

:今のところ決して高いとは言えません。日本企業の商品が街中にあふれている上海などとは全く異なります。

 上海の新天地の商品の品揃えは、東京の表参道とほとんど変わりありません。表参道で見かける商品は、全部そこにずらりと並んでいて、表参道にいるのではないかとの錯覚に陥るほどです。

 しかし、四川省などの地方都市へ行った瞬間に、日本の商品は一気に少なくなります。資生堂とか、ファンケルだとか、自動車はありますが、それ以上はないです。さらにディープな地方都市の場合、そこへ入り込んでいく力を持ち合わせている日本の企業は皆無に等しい。

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「中国・地方マーケット攻略のコツとは」の著者

宮澤 徹

宮澤 徹(みやざわ・とおる)

日経ビジネス副編集長

日本経済新聞社産業部、中国総局、重慶支局長、2012年秋日経ビジネス副編集長。製造業とアジア担当。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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