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「量産の暁には」売り場が別世界になる商品

「原点に戻ってやりたいことだけをやる」相模屋食料・鳥越社長にインタビュー

2013年6月7日(金)

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 「機動戦士ガンダム」の敵役、「ザク」を豆腐にした「ザクとうふ」。昨年この商品を大ヒットさせた相模屋食料から、昨年末の「ズゴックとうふ」に続くシリーズ第3弾がついに出てしまいました(経緯はこの連載の第1回、「「ザクとうふ」「ズゴックとうふ」を生んだ相模屋の真実」からどうぞ)。小器用にまとめたビジネス論より、本物の話の方が面白いに決まっているので、さっそくインタビューに行ってきました。発表会に行けなかったので情報をシャットアウト、皆さんと一緒に、社長のプレゼンシートを見ながら驚いていきたいと思います。

 一抹の不安は、「3回目ともなると、さすがに驚けないんじゃなかろうか」でしたが…。

鳥越淳司・相模屋食料社長(以下鳥越) お久しぶりです。先日のイベントではどうもありがとうございました。

こちらこそ。ついに第3弾ですね

秋山進(リスクマネジメントコンサルタント、以下秋山) えー、今回も「ガンダム」を知らない私にはさっぱり分かりません。

鳥越淳司・相模屋食料社長(写真:大槻純一)

6月6日に発表会も済んでいて記事も出回っているのですが、私、別の企画の収録で会場に行けなくて。悔しいので、一切情報を入れずにここに来ました。

秋山:えっ、そんなことできるんですか。

大変でした。そのために今日はツイッターやフェイスブックは起動してないんです。やらせはしません。初見の読者さんと同じ気持ちで、お話を伺わせていただきたいと思います。

鳥越:そうですか、ありがとうございます。今回もズゴックとうふのときと同じく、お店(スーパーなど)のバイヤーさんにも全部シークレットで進めまして、ヒントはひとこと「めぐりあい」と。

「めぐりあい宇宙(そら)」ですね。「機動戦士ガンダム」の映画版第3弾。

鳥越:まず「売れません」と販促シートに書いてます。

いきなり何なんですか、いったい(笑)。

鳥越:これは私見ですが、基本的には2作目、第2弾ですごくはねた(人気が出た)ものって、第3弾はだいたいダメだと思っているんですね。

ほうほう。

鳥越:私、「●る大●●線」の大ファンなんです。「FINAL」も早速見たんですけど、やっぱり「2」まではすごく面白くて大好きだったんですよ。まあ、自分が若かったというのもあるかもしれませんけど。ところが、3は残念ながらもうひとつだったんです。

なぜでしょうか。

鳥越:何がつまらないかというと、「踊●●捜査●」ファンからすると、すごく嬉しい映画ではあるんです。必ずあの宅配便が出てきて、とか、ちょこっとした小ネタがあって、「ああ、そうだよね」というのがあるんですけど…これ、ファンの人が本当に望んでいるのだろうか、と。完全に推測ですが、成功したシリーズものはステークホルダー、利害関係者の方々から「こういうファンに受ける要素を入れた方がいいんじゃない」とか、いろいろ言われると思うんです。それらをできる限り受けいれて作られたように見える。繰り返しますが、ファン個人の推測ですよ。

ありそうな話です。

鳥越:そうやっていっぱい「受ける要素」を入れると、…大変申し訳ないですけど、もうひとつのものになっちゃったのかな、と。

映画で言えば、それこそ「ガンダム」、そして「ロッキー」「バック・トゥ・ザ・フューチャー」なんかはIIIが面白かったりしますが、あれは最初から全3作で完結を見越して始めているんでしょうね。

鳥越:もちろん私は「Gとうふは最初から全3作」と考えて。

おおっ。

鳥越:は、いなかったので、実はズゴックで打ち止めの予定だったんです。第3弾をやるつもりはなかったんですね。

相模屋食料
発表会資料より、以下同

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「「量産の暁には」売り場が別世界になる商品」の著者

山中 浩之

山中 浩之(やまなか・ひろゆき)

日経ビジネス副編集長

ビジネス誌、パソコン誌などを経て2012年3月から現職。仕事のモットーは「面白くって、ためになり、(ちょっと)くだらない」“オタク”記事を書くことと、記事のタイトルを捻ること。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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