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「サムスンと蜜月な我々に生産を任せてください」

中国・深セン長城開発科技の于化栄・副総裁に聞く

2013年6月10日(月)

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 米アップルのスマートフォン「iPhone」と言えば、その生産はアップル自身が行っているのではなく、EMS(電子機器の受託製造サービス)が請け負っているのは有名な話だ。その多くはEMSの最大手である台湾・鴻海(ホンハイ)精密工業が生産している。

 では、今やグローバルでは最大のスマートフォンメーカーとなった韓国・サムスン電子はどうなのか。自社生産が多いと思われているサムスンだが、そのサムスンのスマートフォンを大量に生産しているEMSが中国にある。深セン長城開発科技。サムスンのスマートフォンを月に250万台生産している中国最大のEMSだ。来日した同社の副総裁・于化栄氏に話を聞いた。

(聞き手は木村 知史)

今回の来日の目的を教えてください

于化栄(HR Yu)
1965年、中国陝西省西安に生まれる。中国最大級のIT企業、中国電子信息産業集団の関連会社である深セン長城開発科技(KAIFA)で、現在副総裁を務める。(写真:的野 弘路、以下同)

:深セン長城開発科技の日本における知名度を向上するのが目的です。今回、EMS/ODMの専門情報サイトであるEMSOneの助けを借りて、電子回路関連の展示会「JPCA Show 2013(第43回国際電子回路産業展)」の中でセミナーを開催させてもらいました。セミナーを通して、多くの来場者の方に我々の業務について理解していただけたと思っています。

EMSは、シャープとホンハイの一連の騒動もあってか、日本においても知名度が上がってきました。EMSにも各社でいろいろ特徴があると思うのですが、長城開発の特徴はどういった点にあるのですか。

:長城開発は1985年に設立された企業です。当初はHDD(ハードディスク駆動装置)の生産を行っていました。EMS事業には2000年から参入し、現在の売り上げは年間で約2600億円、従業員の数は約1万8000人です。EMSでは、現在世界で第7位(Manufacturing Market Insider調べ)の売上規模を誇っています。

 ただし、売り上げが10兆円を超えるホンハイと比べられると、ちょっと規模が違いすぎます。やはり大量のものを作るのは、ホンハイの方が優れているでしょう。

 我々の特徴は、きめの細かいサービスにあると思っています。現在、生産を請け負っているものには、韓国サムスン電子のスマートフォンのように月に250万台作っているものがある一方で、年間で数百台しか作らないような医療関連機器のようなものもあります。

EMSと言うと、パソコンを代表とするようなコンシューマー製品を大量に生産するというイメージが一般的ですが、そうではないのですね。

:パソコンの生産を得意とするEMSがあるのも事実です。ただ、そういった製品の生産は1台の利益が少ないので、当然大量に請け負うのが前提となります。そのような製品だけではなく、数をそんなに多く作らなくてもハイエンドの製品もあります。こういった製品は1台の利益が多いので、ユーザーからの注文ロットが少なくても、十分に付き合いが成り立ちます。

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「「サムスンと蜜月な我々に生産を任せてください」」の著者

木村 知史

木村 知史(きむら・ともふみ)

日経ビジネスDigital編集長

日経メカニカル、日経ものづくり編集などを経て、2014年4月から日経ビジネスDigital編集長。アプリ開発やサイト運営をメインの業務とする一方で、製造業関連や中国関連の記事をサイトに執筆。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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