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無駄よし、不公平よし! カップヌードルがどこまでも強いワケ

【第3回】 「ユニーク」にこだわる日清食品「カップヌードル」

2013年6月21日(金)

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 日本企業において「ブランド」の重要性がかつてないほど高まっている。ブランド戦略専門のコンサルティング会社インサイトフォースの山口義宏代表が、ユニークなブランド戦略に挑戦している企業の舞台裏を明らかにするこの連載、第3回目は、3月に開始した新シリーズテレビCF「SURVIVE!」で日本のビジネスパーソンの強い共感を呼び、改めて圧倒的なブランディングの強さを見せつけた日清食品「カップヌードル」だ。創業家のアイデンティティを受け継ぎながらグローバル展開の戦略に着手する、安藤徳隆専務・最高戦略責任者(CSO)に話を聞いた。

山口:まず、今期始まったカップヌードルのCM「SURVIVE!グローバリゼーション編」について、背景となるブランドのコンセプトや意図をお伺いしたいのですが。面白いCMですね。大爆笑でした。

動画:「SURVIVE!グローバリゼーション編60s」

安藤:僕らはブランド・ライフ・サイクルなんてものには負けない、ずっと生き残るブランドを目標にしています。カップヌードルにしてもチキンラーメンにしても、次のジェネレーションにどう引き継ぐか、そのために「このブランドは自分のものだ」と原体験してもらうにはどうするかと常に考えています。

「バカさ加減」がブランドの資産

日清食品の安藤徳隆専務・最高戦略責任者(CSO)
1977年生まれ。2002年3月、慶應義塾大学大学院理工学研究科基礎理工学専攻修了。2004年、安藤スポーツ・食文化振興財団入社、2007年日清食品入社、経営企画部部長。2008年10月日清食品ホールディングス取締役・CMO、2011年同米州総代表などを経て2012年4月から現職。

安藤:今回の「グローバリゼーション」というのは、若い社員からちょっとおじ様たちの社員まで笑えるテーマですが、特に若い社員は間違いなく取り込みたい、共感とともに笑わせてやりたいと。

 このCM、実は、映画の制作チームを連れて行って、『ラストサムライ』を撮影したニュージーランドのロケ地で撮影したんです。映画の制作チームが撮影することで、見たこともない映像をスケール感を持って表現することができました。一体、どれだけ金掛けるんだ、バカじゃないのかと思われるかもしれません。でも、その「バカさ加減」がブランドの資産になるのです。

 ユニークさ、日本語で言う「ユニーク」には非常にこだわっています。ファニーというか、面白いということが重要。その意味では、カップヌードルのブランドイメージそのものが我々の在り方ともいえます。クリエイティブでありたい、ユニークな人でありたい。それを表現する絶好の舞台ともいえるCMづくりで意識しているのが、ユニーク、ハッピー、グローバルという3要素です。

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「低価格競争からの脱却 ニッポン・ブランド強化作戦」のバックナンバー

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「無駄よし、不公平よし! カップヌードルがどこまでも強いワケ」の著者

山口 義宏

山口 義宏(やまぐち・よしひろ)

インサイトフォース社長

1978年東京都生まれ。ソニー子会社にて戦略コンサルティング事業の事業部長、リンクアンドモチベーションにてブランドコンサルティングのデリバリー統括などを経て、2010年に「インサイトフォース」設立。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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