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“びっくり予想”「日経平均2万円」

著名ストラテジストのバイロン・ウィーン氏に聞く

2013年7月3日(水)

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 毎年初め、世界中の市場関係者から注目を集める「びっくり(サプライズ)10大予想」。これを世に出し続けているのが、米著名ストラテジストで、ウォール街の御意見番の1人とされるバイロン・ウィーン氏だ。

 米モルガン・スタンレー在籍時の1986年から出し始めたこの“託宣”は、米買収ファンド大手ブラックストーン・グループのシニア・アドバイザーになってからも、世界中の投資家から信頼を集め続けている。

 そこで今回、足元で揺れ動く日本に関する「びっくり5大予想」をウィーン氏に直撃インタビューした。(聞き手は松村伸二)

安倍晋三政権の発足以降、日本の経済に動きが出始めています。

バイロン・ウィーン氏(以下、ウィーン):日本に対する世界の関心は確かに高まっています。安倍首相によるアベノミクス政策がうまく機能しそうだ、という意味合いでの関心です。ですが、それに対して100%の確信を持てるかというと、もちろん、そうではないわけです。

アベノミクスで緩やかな成長へ

アベノミクスは、うまくいくと思いますか?

バイロン・ウィーン(Byron Wien)氏
米買収ファンド大手ブラックストーン・グループのシニア・アドバイザー。米ハーバード大学学士取得。ハーバード・ビジネス・スクールMBA修了。米モルガン・スタンレー在籍時の1986年から「びっくり10大予想」を毎年発表している。1995年、ジョージ・ソロス氏との共著「Soros on Soros ― Staying Ahead of the Curve」を発表。1998年にFirst Callより「ウォール街で最も読まれるアナリスト」に、2006年に「New York Magazine」で「ウォール街で最も影響力がある16人」に選ばれるなど「米ウォール街のご意見番」の1人とされる。ニューヨーク歴史協会の理事も務める。(撮影:都築雅人)

ウィーン:安倍首相が取っている戦略は、ある意味、リスキーだと思います。しかしながら、勇敢にリスクのある行動を実行に移したという意味で評価しています。

 日本はこれまでの20年間、デフレ、そして景気の後退を経験してきたわけですが、ここからアベノミクスによる刺激を受け、緩やかな成長に転じていくと考えています。なぜ、緩やかかと言うと、欧州や米国と同じで、先進国がいきなりここから急成長に転じるとは考えにくいからです。

 当然ながら、円安の進行や、財政赤字の増大といったものを「リスク」要因として、これからも抱え続けることになります。金融政策と財政政策によって、日銀のバランスシートを大きく膨らませていくことが不安定な要素をもたらすわけです。しかし、このことが成長ももたらすということも間違いないと思います。そして、その後、安定へと向かっていくと考えます。

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「“びっくり予想”「日経平均2万円」」の著者

松村 伸二

松村 伸二(まつむら・しんじ)

前日経ビジネス副編集長

日刊紙の日本経済新聞、リアルタイム速報の日経QUICKニュース(NQN)、テレビの日経CNBC、週刊誌の「日経ビジネス」と、日経グループの様々な媒体を渡り歩き、マーケット記事を中心に情報発信を続ける。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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