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現代マーケティングの祖父ドラッカーが提示した独自の解釈

巨人の言説をまとめた一番弟子、ウィリアム・コーエン氏に聞く(上)

2013年8月26日(月)

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 「マネジメント」の発明者とも称される経営学の泰斗、ピーター・ドラッカー氏。20世紀を代表するこの思想家はマーケティングに関する著作は残していないが、ほかの著書や論文などでは頻繁に論述していた。

 その言説をドラッカー氏の一番弟子、ウィリアム・コーエン氏が収集し、一冊の著書『ピーター・ドラッカー マーケターの罪と罰(原題:Drucker on Marketing)』にまとめた。そのコーエン氏に、シリコンバレー在住のフリージャーナリスト瀧口範子氏がインタビュー。コーエン氏が著書で改めて世に提示したドラッカー氏の卓見について聞いた。その内容を3回に分けてお届けする。

1975年から79年にかけて米クレアモント大学経営大学院でピーター・ドラッカー氏(以下、敬称略)の下で経営学を学ばれ、同校で初めての経営博士号を取得されました。一番弟子と言ってもいいあなたが『ピーター・ドラッカー マーケターの罪と罰(原題:Drucker on Marketing)』と題する著書を今年に上梓されました。なぜ今になってこうした本を出されたのですか。

ピーター・F・ドラッカー(Peter F. Drucker)
 1909年オーストリア・ウィーン生まれ。31年独フランクフルト大学で法学博士号取得。33年英国に渡り、保険会社、銀行に勤務。37年英国の新聞特派員、投資信託顧問として米国に移住。43年から44年にかけて米ゼネラル・モーターズ(GM)の経営方針や組織構造を調査してまとめた『会社という概念』を46年に出版し、ベストセラーに。50年から71年まで米ニューヨーク大学教授。59年初めて訪日し企業や工場を視察。71年米クレアモント大学経営大学院教授。2005年11月11日、95歳で永眠(以上、日本経済新聞出版社刊『知の巨人 ドラッカー自伝 (日経ビジネス人文庫)』から引用)。
 『マネジメント』『ネクスト・ソサエティ ― 歴史が見たことのない未来がはじまる』など30冊以上の本を著した(写真:林 幸一郎)

コーエン:ドラッカーは私の主任教授で、卒業後も2005年に亡くなるまで彼との友情は続きました。私自身はリーダーシップやマーケティングについての著作をいろいろ出しているものの、ドラッカーが亡くなった当初は彼に関する本を記す気にはなりませんでした。

 ところが、その2年ほど後に、ドラッカーから私が何を学んだかについて書きとどめておくべきだと考え、『ドラッカー先生の授業 私を育てた知識創造の実験室(原題:A Class with Drucker)』を出版しました。

 そうするうちに、彼がリーダーシップについて書いていないことに気づき、『ドラッカー先生のリーダーシップ論(原題:Drucker on Leadership)』も執筆したのです。

 リーダーシップとともにマーケティングについても大変深い洞察があったにもかかわらず、彼はマーケティングの本を書かなかった。そこで、ドラッカーが様々なところで言及しているマーケティングの見方をまとめて、1冊の本にしようと思ったのです。

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「現代マーケティングの祖父ドラッカーが提示した独自の解釈」の著者

瀧口 範子

瀧口 範子(たきぐち・のりこ)

ジャーナリスト

シリコンバレー在住。テクノロジー、ビジネス、社会、文化、時事問題、建築、デザインなどを幅広く日本のメディアに寄稿。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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