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アジア攻略の最終兵器は「栗原はるみ」

新興国の消費者を“虫の眼”で見る

2013年8月28日(水)

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 ASEAN(東南アジア諸国連合)を消費市場と捉える企業が増える中、現地のライフスタイルや最新の消費トレンドなどの情報を求める声も高まっている。そういった企業に対して現地の動きを調査、提供している企業の1つにTNC(東京都新宿区)がある。

 それぞれの国に根を張るライフスタイルリサーチャーが企業の求める情報を収集、商品開発やマーケティングをサポートしていく。カバーしている国はASEAN10カ国はもとより世界70カ国、100都市に達した。ライフスタイルリサーチャーも500人を超える。誰もが知るヒット商品の裏側に彼らがいることも少なくない。

 ライフスタイルリサーチャーという窓を通してグローバル市場を見通しているTNCの小祝誉士夫社長に、虫の目で見たアジアを聞いた。

(聞き手は、篠原 匡)

はじめに、TNCについて簡単にご説明いただけますでしょうか。

小祝:当社を一言で説明すれば、海外情報を活用したプランニング会社です。海外のライフスタイルや流行などを調べて商品開発のシーズを企業に提供したり、逆に海外の消費動向を集めて進出企業の支援をしたり、そういったビジネスをしています。

中国関連の調査ビジネスはパタリと止んだ

 欧米の消費トレンドが日本の流行につながることも多かったので、もともとは海外情報に付加価値をつけて国内に持ち込むインバウンドが中心でしたが、この4~5年は海外に出て行く企業をサポートするアウトバウンドがメーンになりました。

 当社は世界70カ国、100都市にライフスタイルリサーチャーのネットワークを持っていますが、最近の調査依頼はアジアばかりですね。タイ、インドネシア、ベトナムあたりはもうすごいですよ。逆に、中国がまったく動かなくなった。とてもわかりやすいですね。

ライフスタイルリサーチャーはどういった方々なのでしょう。

「世界のKitchenから」に関わるなど、商品開発の黒子として活躍している

小祝:よく駐在員の奥様ネットワークと間違われるのですが、そうではなくて、現地の方と結婚したり、起業したりして長年暮らしている日本人女性がほとんどです。彼らは現地生活者と同じコミュニティーに属し、現地の言葉を巧みに操ります。企業から依頼されたテーマを彼女たちに伝えて、彼女たちがローカルメディアを調べたり、取材をかけたりして得た情報をぼくたちに送り、それを精査してレポートにまとめて企業にお伝えする感じです。調査自体はだいたい2~3週間くらいのものが最も多いですね。

 競合はありますが、どんなテーマの情報でも取れるという意味では珍しいのではないでしょうか。また、現地の調査グループと提携している会社もありますが、現地人では日本人の趣味や嗜好が完全にはわかりません。日本人の、それも現地感覚に長けた女性を中心にネットワークを作っているのは強みだと思います。

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「アジア攻略の最終兵器は「栗原はるみ」」の著者

篠原 匡

篠原 匡(しのはら・ただし)

ニューヨーク支局長

日経ビジネス記者、日経ビジネスクロスメディア編集長を経て2015年1月からニューヨーク支局長。建設・不動産、地域モノ、人物ルポなどが得意分野。趣味は家庭菜園と競艇、出張。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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