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頑張る女性の心を折っているのは、あなただ

べイン・アンド・カンパニーのパートナー、メラニー・サンダース氏に聞く

2013年8月30日(金)

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 日本企業の間で女性役員の数を引き上げることがにわかにブームとなり、実例もちらほらと増えている。日経ビジネス8月26日号「女性昇進バブル」では、その実態と今後の女性活用のあり方に迫った。

 継続的な女性のキャリアアップを阻む「見えない壁」は日本だけの問題ではなく、世界共通の悩みでもある。一体、何が本当の障壁になっているのか。オーストラリアで女性の管理職登用が進まない理由などについての大規模な調査に携わり、自らも未就学児2人の母であるべイン・アンド・カンパニーのパートナーで、オーストラリア在住のメラニー・サンダース氏に話を聞いた。

(聞き手は広野 彩子)

べインで女性の管理職登用などについて大規模な調査を担当されました。サンダースさんご自身、まだお子さんが小さいそうですね。海外出張の間はどうされているんですか。

サンダース氏:5歳と2歳の子がいます。実は、我が家は夫が「専業主夫」なのです。5年前に長女が生まれ、夫が自ら仕事を辞めて家で育児に専念する決意をしたのです。以来、夫が育児を担っています。オーストラリアでは、私のような上級管理職の女性の場合、夫が専業主夫というケースは割とよくありますよ。

 世界を見渡すと、あちこちで家庭の責任を夫婦で分かち合おうとする傾向が見られますね。互いに働いている場合も、男性がパートタイムで働くケースもあり、家庭内の仕事ももっと分かち合うようになっています。日本では文化的に、そういったことがあまり一般的でないことは知っています。でもそれが世界のトレンドですから、いつか日本もそうなってくるでしょう。

日本でも世代による子育て観が変化

メラニー・サンダース氏
べイン・アンド・カンパニー パートナー(写真:陶山勉、以下同)

確かに日本でも、7、8年前に比べれば、若い男性が街中で赤ちゃんを抱っこしている姿をよく見かけるようになりました。

サンダース氏:世代による意識の違いもあるでしょうね。現在の子育て世代がリーダーになるころの多くの日本人の子育て意識はおそらく、現在とはとても違ったものになっているでしょう。両親はどうあるべきか、どんな人間でありたいか、という点で、上の世代とは違った価値観で暮らしているだろうと思います。

コメント6件コメント/レビュー

>中学校での「家庭科・技術科」への男女振り分けを即時廃止現在20代後半で公立中学を卒業しましたが、当時から男女とも家庭科・技術科どちらも履修しましたね。その後指導要領が変わったのでしょうか?(2013/09/03)

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「頑張る女性の心を折っているのは、あなただ」の著者

広野 彩子

広野 彩子(ひろの・あやこ)

日本経済新聞社NAR編集部次長

朝日新聞記者を経て日経ビジネス記者、2013年から日経ビジネス副編集長。日経ビジネスオンラインでコラムの執筆・編集を担当。入山章栄氏の著作『ビジネススクールでは学べない 世界最先端の経営学』を担当。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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>中学校での「家庭科・技術科」への男女振り分けを即時廃止現在20代後半で公立中学を卒業しましたが、当時から男女とも家庭科・技術科どちらも履修しましたね。その後指導要領が変わったのでしょうか?(2013/09/03)

「無意識の固定観念」を破る第一歩として、中学校での「家庭科・技術科」への男女振り分けを即時廃止して、男女全員が料理・裁縫・掃除・日曜大工・はんだ付け を卒業までにできるようにし、実技試験をパスしなければ卒業証書を交付しないという風にしてはどうでしょうか?(2013/09/02)

働きたい女性の意見を目にする事は少ないので、このシリーズはぜひ続けていってほしい。ただ気になるのは、女性を活用するとどんないい点があるのかはっきり語られない事と、ほとんどの人に雇い主側の発想がない事。そして、活用が進まないのを人や環境のせいにしていること。強制することは社会主義の計画経済につながり、ろくな事にならないように思う。だからこそ、どんないい点があるのか語ってほしい。本当によければ、自然に広まっていくでしょう。人のせいにせず、いま与えられた環境の中で自分に何ができるかを考えた人が、女男を問わず成功しているように見えるが、いかかであろうか?個人的には、男が作った会社で女性が働きにくいのは当然だと思うので、女性がどんどん起業していけばいいと思う。(2013/08/31)

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ジェニー・ダロック 米ピーター・F・ドラッカー伊藤雅俊経営大学院学長