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中高年騒然「加齢臭=耳裏犯人説」を追う

石川 裕也・ブラシナ社長に聞く

2013年8月29日(木)

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 地球温暖化の影響で“亜熱帯化”が進む日本。今夏も例外でなく、記録的な猛暑で深刻な水不足が発生する一方、ゲリラ豪雨で首都圏の交通網が打撃を受けるなど、様々な混乱が続いている。この空前の酷暑を追い風に好調を維持するのがデオドラント業界だ。制汗剤や汗拭きシートは年々市場を拡大し、トイレタリー業界を代表する成長市場となってきた。そんな中、独特の設計思想で一風変わったデオドラント製品を開発し、話題を呼んでいるベンチャー企業がある。創業者に話を聞いた。

(聞き手は鈴木 信行)

いしかわ・ゆうや
愛媛県四国中央市生まれ。公共事業向けの建築資材などを主に扱う地元商社が実家。大学卒業後、家業を継ぎ、赤字続きの業績を黒字化することに成功。2006年、商社事業を他社に譲渡し、ブラシナを設立
(写真:清水真帆呂)

今年4月、耳の裏専用の加齢臭対策グッズ「ノカレ」を発売され、話題を呼んでいる。脇や足、背中、胸などからの加齢臭を防ぐ製品は数あるが、耳の裏だけにターゲットを絞った商品はあまり聞いたことがない。開発の経緯を聞かせてほしい。

石川:丁寧に説明すると、かなり長い話になる。まずノカレの前にブラシナという会社の創業の経緯からお話したい。自分が生まれ故郷である四国中央市にブラシナを立ち上げたのは2006年10月のことだ。四国中央市は愛媛県の東に位置し…。

人口は9万人弱。典型的な瀬戸内型気候に属し、年間を通じて温暖。四国の“大動脈”である「エックスハイウェイ」が交差する交通の要衝でもある…。

石川:なぜ詳しい?

自分の母方の故郷が、お隣の新居浜市だからだ。

石川:!

パルプ工場のある街で

さらに試合開始1分にして、本日の話の全体像も見えてきた。読者の方がどこまでご存知かは分からないが、四国中央市の一大産業は製紙業だ。そしてパルプ工場がある一帯は、今はともかく昔は独特の匂いに包まれていた。子供の頃、何度も行っているから間違いない。

石川:確かにそうだ。

あの匂いの原因は木材チップをパルプ化する工程にあると聞いたことがあるが、それはともかく、そうした特殊な環境で生まれ育ったことが、石川社長の嗅覚や匂いに対する価値観を独自のものとし、ノカレのようなユニークな臭気対策グッズを着想する礎になったのではないか。

石川:そうした側面がないわけではない。実際、私が四国中央市に生まれたことと、起業、そして耳の裏専用の加齢臭対策グッズの開発は、振り返れば一本の線でつながっている。

やはりそうか。

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「中高年騒然「加齢臭=耳裏犯人説」を追う」の著者

鈴木 信行

鈴木 信行(すずき・のぶゆき)

日経ビジネス副編集長

日経ビジネス、日本経済新聞産業部、日経エンタテインメント、日経ベンチャーを経て2011年1月から日経ビジネス副編集長。中小企業経営、製造業全般、事業承継、相続税制度、資産運用などが守備範囲。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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