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シャンパーニュの名門、美しき兄妹の挑戦

シャンパーニュ・テタンジェ社取締役輸出部長のクロヴィス・テタンジェ氏に聞く

  • 森田 聡子

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2013年9月6日(金)

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 最近最も印象に残ったポスター。モノクロームの風景の中、シャンパーニュのボトルと、黒いドレスをまとった長身の美女がシンクロするものだ。「ハリウッド女優?」と思いきや、なんと広告企業(シャンパーニュ・テタンジェ社)の社長令嬢にしてマーケティングディレクターだという。慌ててネット検索したら出てきた、出てきた。かのヴィタリー・テタンジェ氏と、兄で輸出部長のクロヴィス・テタンジェ氏の活躍ぶりが。シャンパーニュ地方で3番目に大きな自社畑を持ち、フランス大統領主催の公式レセプションに使用されたこともある名門ながら、いったん人手に渡ったシャンパーニュ・メゾンが、若い力を投入し、次々と革新的な経営に挑んでいる。日本市場での新たな展開を目指し、来日したクロヴィス氏に話を聞いた。

(聞き手は森田 聡子)

クロヴィス・テタンジェ氏
シャンパーニュ・テタンジェ社 取締役輸出部長
1978年、仏シャモニー・モンブランに、シャンパーニュ・テタンジェ社社長ピエール・エマニュエル・テタンジェ氏の長男として生まれる。パリのソルボンヌ大学で歴史の修士号を取得した後、リールのEDHECビジネススクールを卒業。銀行や組織コンサルタントを経て起業し、不動産やホテルビジネスの会社を経営する。2007年9月、シャンパーニュ・テタンジェ社に入社。現在は取締役輸出部長として、世界中を飛び回る日々を送る。宮部みゆきや小川洋子の作品を愛読する親日家。写真は、妹のヴィタリー氏がモデルを務める同社のポスターの前で。(写真:永瀬 太)

シャンパーニュとは、仏シャンパーニュ地方で生産されたブドウを使い、いわゆるシャンパーニュ製法(瓶内二次発酵、15カ月以上の熟成)で醸成された発泡ワインのこと。以前は発泡が強かったり甘かったりといったイメージがありましたが、最近のシャンパーニュは本当においしい! すっきりと上品な辛口で、「絹のよう」と評される滑らかな舌触りは最高です。なんと、こうしたシャンパーニュを初めて世に問うたのはテタンジェ社さんなのだそうですね。

クロヴィス:ええ、そうです。絹のような軽やかさ、フェミニンさはテタンジェのスタイルです。こうしたピュアなシャンパーニュができるのは、主としてシャルドネ種のブドウを使っているからなんですよ。

シャンパーニュは、黒ブドウのピノ・ノワールやピノ・ムニエにシャルドネを合わせるのが一般的でした。テタンジェさんは原料の中でも高価なシャルドネの比率を上げるのみならず、特級畑で収穫されたシャルドネ主体で作った「コント・ド・シャンパーニュ ブラン・ド・ブラン」のような商品も出しています。そもそも、テタンジェ社さんは、クロヴィスさんの曾祖父に当たるピエール・テタンジェ氏が、1930年代に1734年創業のメゾン(フルノー社)を買収したことから始まったそうですが。

クロヴィス:ええ、そういう意味でピエールがフルノー社からシャンパーニュの伝統と遺産を引き継いだといえますが、先ほどのテタンジェ・スタイルなど今日の様式やブランドを作り上げたのは、その後に続くフランソワや祖父のジャンです。そして現在は、父のピエール・エマニュエルが社長を務めています。

テタンジェ社さんのシャンパーニュといえば、先ほどの「コント・ド・シャンパーニュ ブラン・ド・ブラン」に加え、アンドレ・マッソンやロイ・リキテンスタインなど著名なアーティストがボトルをデザインした「テタンジェ・コレクション」が知られていますが、現在の商品構成はどんなふうに?

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