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「パラソル男子」、企業にも広がれ

“東京オリンピック”決定で海外にもアピール

2013年9月9日(月)

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 酷暑が続いた今年の夏。特に外回りのビジネスマンにはこたえた。この暑さに耐えきれず、最近になって、男性でも日傘をさすことを奨励する機運が高まってきた。百貨店の傘売り場には男性用日傘のコーナーが現れ、売り上げも伸びているという。

 もっとも、巷で日傘を差して歩く男性を見かけることは、まだ希なことも事実。恥ずかしさからか、手に入れた日傘を実際に使いそびれる「日傘男子」予備軍がにわかに増えている。

 10年以上も前から男性用日傘を開発し普及に励んできた、「男も日傘をさそう会」の会長で、オンラインショップ「kasaya.com」を運営する宮武和広氏に、社会現象化し始めた「男の日傘」について語ってもらった。

(聞き手は松村 伸二)

今年の夏もひどい暑さでした。男性でも日傘をさしたいとの声が強まり、メディアで折に触れ「日傘男子」「パラソル男子」が取り上げられています。宮武さんは、かなり前から男性用日傘の普及に取り組んできましたね。

宮武和広氏(以下、宮武):私が、男性も周りに気兼ねせず、暑い日に日傘をさしても何の違和感もない社会を作りたいと思ってアクションを起こしたのが今から14年前。1999年に「男も日傘をさそう会」を創設したのが始まりです。

宮武 和広氏
「男も日傘をさそう会」会長
昭和33年生まれ。大阪の傘屋の老舗、心斎橋みや竹の4代目。関西学院大学を中退後、19歳で傘商人の世界に入り、37歳から自らプロデュースした商品を展開する。心斎橋にあった店舗の閉鎖に伴い、1996年からオンラインショップ「kasaya.com」を運営。1999年に「男も日傘をさそう会」を発足し、主にウェブを通じて男性用日傘の普及を推進している。(写真6点:菅野勝男)

英国人ハンウェイを拠り所に

 私の家は明治時代に創業した傘屋ですが、男性用日傘を普及させようと思ったのは、商売につなげようということよりも、個人的な理由が大きかったのです。子供のころから色白で、強い日差しに当たると真っ赤に炎症して困っていました。

 昔から、男性が使う日傘として、絹製の「絹紬(けんちゅう)」という、お爺さんが使いそうなシックなものはありましたが、若い人も使いたくなるような日傘はなかった。そこで、自分がさしたいと思う傘をプロデュースして、普及させようと考えたのです。

 私が拠り所とした人物は、1750年代に英国にいたジョナス・ハンウェイという人です。当時の英国では、雨傘をさすのは女性だけだったそうです。ハンウェイは男でありながら、周囲から“迫害”を受けても粘り強く傘をさし続け、その後、雨傘は英国紳士のステータスにまでなった。この話を知って、私は「日傘だって同じだ」と思ったのです。

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「「パラソル男子」、企業にも広がれ」の著者

松村 伸二

松村 伸二(まつむら・しんじ)

前日経ビジネス副編集長

日刊紙の日本経済新聞、リアルタイム速報の日経QUICKニュース(NQN)、テレビの日経CNBC、週刊誌の「日経ビジネス」と、日経グループの様々な媒体を渡り歩き、マーケット記事を中心に情報発信を続ける。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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