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フェンシング選手 オリンピック招致最終プレゼンターの太田雄貴さん(その4)

2013年10月3日(木)

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高島:普段の練習についても教えてください。いい練習をするために、心がけていることは何ですか?

太田:さあ、本番に向けての練習をやるぞと決めたら絶対にお酒を飲みません。だからつきあいもめちゃめちゃ悪くなります。

高島:つきあいのいい太田さんなのに。お酒大好きな太田さんなのに。

太田:はい。ラッキーなことに、そういう練習モードに入ると、誰からも誘われなくなるんですよね。

高島:誘惑、なくなるんですね。

太田:周りがさーっと引いてくれるんですよ。ただ、根っからの寂しがり屋なので、そのうち辛くなってくる。みんな、僕のことを気にかけてくださっているのか、そうなると、本当にタイミング良く、誘いの声がかかるんです。「太田、呑みにいこうよ」と。本当に友達に助けられていますね。

太田 雄貴(おおた・ゆうき)
1985年11月25日生まれ。滋賀県出身。身長171センチ。同志社大学卒業。小学校3年生からフェンシングを始め、小・中ともに全国大会制覇。平安高校時代には史上初のインターハイ3連覇を達成。高校2年の時に出場した全日本選手権では史上最年少優勝を記録する。2004年アテネ五輪9位。2006年アジア大会では、フェンシング男子フルーレ個人で28年ぶりとなる優勝。2008年の北京五輪では、日本人初の銀メダルに輝く。北京五輪後の所属先がなく「ニート剣士」と呼ばれ話題になるが、その後、森永製菓に入社が決定。公式ブログはこちら。(写真:大槻 純一 以下同)

高島:練習そのものについて、心がけていることは?

太田:漫然とやらないこと。練習のための練習にならないこと。そのために、その日にどんな練習を何のためにやるのか、しっかり決めてから、練習を始めます。

高島:練習の目的を明確にするということですね。

太田:そうです。僕らは結果がなんぼです。目的意識なしに、たくさん練習する、というのは非効率ですし、失敗につながります。

高島:モチベーションはどう保っていますか。試合が近いときもあれば、かなり先まで試合がないこともありますよね。

太田:昔は、とにかく勝ちたくて勝ちたくて、そのためには何でもやりますという感じで練習をしていました。でも最近は、練習そのものが楽しいというか、うまくなっていく自分にわくわくするというか、そういった感覚を大事にしています。

高島:オリンピックは4年に1度。五輪に向けた練習の仕方について、より詳しく聞きたいです。まず、目標が明確にありますよね。オリンピックで金メダルをとろう、という。でも、4年間同じテンションでは練習できないような気がします。途中途中に小さな達成感を持てる目標を用意しているのではないかと。

高島 宏平(たかしま・こうへい)
オイシックス社長。神奈川県生まれ、東京大学大学院工学系研究科情報工学専攻修了後、外資系経営コンサルティング会社のマッキンゼー東京支社に入社。2000年5月に退社、2000年6月に「一般のご家庭での豊かな食生活の実現」を目指しオイシックスを設立、代表取締役社長に就任。

太田:フェンシングの場合、試合が年間10試合くらいあります。そのとき、ほとんどオリンピックで戦う各国の相手が出てくるんですね。まずは、そこで勝つのがひとつの目標となります。また、フェンシングの世界にも世界ランキングがあります。年間の試合に勝って、自分のランキングを上げて1位が見えてくると、さらに頑張れます。こうしたそのときそのときの勝利が、やっぱりオリンピックに至る道筋になるんですね。そうやって自分の中で小さな目標を見つけているような気がします。

高島:もっともっと細かいところ、日常的なレベルでの目標設定はしていますか?

太田:技の習得が、それにあたるかな。フェンシングにはかなりの数の技があるんですね。今度の試合までにあの技を磨こう、と目標を立てて練習し、それをしっかり試合で活かせるようにする。これなんかは、試合の勝ち負けとは別に小さな達成目標になります。

高島:技はどうやって覚えるんですか。

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「食事で「投資」を。最高のスポンサーは食堂のおばちゃん」の著者

高島 宏平

高島 宏平(たかしま・こうへい)

オイシックスCEO

神奈川県生まれ、東京大学大学院工学系研究科情報工学専攻修了後、外資系経営コンサルティング会社のマッキンゼー東京支社に入社。2000年6月にオイシックスを設立し同社代表取締役CEOに就任。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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