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抵抗ウエルカム! 抵抗がない改革は改革じゃない

第3回 藤井裕幸・サンドビック社長(上)

2013年10月2日(水)

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 日本人らしい、地に足の着いたリーダーシップで、会社を成長発展させている経営者には、何か共通点があるのではないか――。「現場力」の重要性を唱え、戦略とマネジメントにも精通する遠藤功・早稲田大学ビジネススクール教授(ローランドベルガー会長)が、いま注目の日本人リーダーに迫る。

 対談の3人目は、サンドビックの日本法人を率いる藤井裕幸社長。スウェーデンに本社を置くサンドビックは、知る人ぞ知る優良グローバル企業で、世界130カ国でハイテクエンジニアリング関連の事業を展開する。藤井氏はヘッドハントされて入社し、日本における販売の立て直しを託されたが、入社後に知らされたのは、日本にある工場を2年後には閉鎖する方針だった。

 それに「待った!」をかけた藤井氏は、本社を説得し、工場を改革。サンドビッググループの中でトップクラスの工場へと変身させて、中国移転を白紙に戻すことに成功した。

遠藤:藤井さんは、オークマ時代に米国法人を立ち上げて軌道に乗せた経験などが買われて、ヘッドハントによってサンドビックに移られた。販売の立て直しを託されたわけですけれど、入ってみたら、予期せぬ決定がなされていたことを知ったわけですね。

藤井 裕幸(ふじい・ひろゆき)
1949年奈良県生まれ。1971年慶應義塾大学商学部卒業。同年オークマ入社。製造、営業などを経て、米国現地法人の立ち上げに携わり、通算13年間米国に滞在。2000年サンドビックに入社し、副社長に。2007年から代表取締役社長。日本経済団体連合会(経団連)審議委員、日本超硬工具協会理事。(写真、大槻純一)

藤井:そうです。スウェーデン本社の社長からは、とにかく販売が弱いから、そこを立て直してくださいと言われていた。当時はスウェーデンから派遣された社長がいましたが、私は副社長として日本における主要事業である切削工具の責任者になったわけです。

 その切削工具の事業部の中に工場がありました。宮城県栗原市にある瀬峰工場です。私としては、工場があると聞いて、製造と販売の両方を担当できるというのがサンドビックにひかれた魅力の1つだったんです。

遠藤:なるほど、製販一体で担当できると。ところが、ふたを開けてみると、その瀬峰工場が閉鎖されることになっていた。

藤井:瀬峰工場に初めて向かった新幹線の中で、スウェーデン人の社長から、「この工場はあと2~3年で閉めるんだよ」と言われた。「がーん」とショックだったですね。

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「抵抗ウエルカム! 抵抗がない改革は改革じゃない」の著者

遠藤 功

遠藤 功(えんどう・いさお)

早稲田大学ビジネススクール教授

ローランド・ベルガー日本法人会長。1956年生まれ。79年早稲田大学商学部卒業、三菱電機入社。米系戦略コンサルティング会社を経て、2000年ローランド・ベルガー社長。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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