• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

日本の大学が世界ランキングで低迷するワケ

「アベノミクス」を国際評価向上に生かせ

2013年10月15日(火)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

 日経ビジネスは10月14日号で、特集「世界のトップ大学」を掲載した。その中で、東京大学をはじめとする日本の大学の国際的評価を測る基準として、2つの世界大学ランキングのデータを引用している。1つは、英調査会社クアクアレリ・シモンズ(QS)によるものと、もう1つは英出版社タイムズ・ハイヤー・エデュケーション(THE)によるものだ。いずれも、世界的に知られている大学ランキングである。

 政府は、「今後10年間で世界大学ランキングのトップ100に日本の大学を10校入れる」ことを目標に掲げている。では、現在、日本の大学はトップ100にどれくらい入っているのか、QSとTHEの最新ランキングで見てみよう。

 上の順位を見てもらえばおわかりになると思うが、日本の大学の実力は米英の大学と比べると見劣りする。QSのランキングでは、トップ100に入ったのは6大学。その中で最高位にある東京大学は、2007年の17位から毎年順位を下げ続けてついに32位まで落ちた。しかも、シンガポール国立大学や香港大学というアジアの新興勢力に数年前に抜かれてしまっている。

 一方のTHEでは、トップ100位圏内の日本の大学は東大と京都大学の2校のみ。東大の順位は昨年の27位から改善して23位に上昇したが、米英のトップ大学との差が依然として大きいことは変わらない。

 もちろん、これらのランキングはあくまでも相対評価であるため、大学そのものの「質」が悪化していると判断するのは早計である。だが、「相対的に」であれ、国際的な評価が低迷していることは、グローバル競争を戦う上で日本が不利な立場になり始めていると考えてよいだろう。

コメント19件コメント/レビュー

英語が重要という事だと、G8、G20の英語が公用語ではない国がどうしているのかが気になります。続編を期待します。(2013/10/15)

「世界のトップ大学」のバックナンバー

一覧

「日本の大学が世界ランキングで低迷するワケ」の著者

大竹 剛

大竹 剛(おおたけ・つよし)

日経ビジネス記者

2008年9月から2014年3月までロンドン支局特派員。2014年4月から東京に戻り、流通・サービス業を中心に取材中

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

英語が重要という事だと、G8、G20の英語が公用語ではない国がどうしているのかが気になります。続編を期待します。(2013/10/15)

大学ランキングの順位以外の数字が何も示されていないので、この記者の意見が本当かどうか判断しかねます。そもそも、グローバル大学比較ランキングを出す目的は何なのでしょうか?統計数字は誰が、どういう方法で、どういう目的で出したのかをまず検証しなければ、ミスリードに繋がり易い危険性があります。このランキングで全く評価されない北欧・ドイツ・フランスなどはランキング事態をどう受け止めるのかも知りたい。「英米に追いつけ」「韓国を見習え」という論調はもう終わりが見えている、と多くの人は気づいているのですが。(2013/10/15)

日本の大学は明治維新後外国人教師も多数受け入れてきたが、大正昭和と国粋主義も加わり、ガラパゴス化してきたのではないだろうか。日本人の英語下手も加わり、国際性が乏しくなているのは明らかである。日本人の英語下手を直ところから始めないと国際性という点では他国にひけ劣るのはやむを得ない。小学校からの英語教育が始まっているが、なかなか困難な課題である。それに象牙の塔と言われたように、閉鎖的で実利から離れたところで研究するのを良しとしてきた大学の風土も問題だろう。日本人の読解力や数的思考が世界の第一位であることをと考えると大学に対する予算措置を含めて、やることは山ほどあるが、教育研究の質を高めるのが最大課題であるだろう。(2013/10/15)

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

閉じる

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

「タイム・トゥ・マーケット」で売らないともうからない。

栗山 年弘 アルプス電気社長