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「もう疲れた。海辺の町でのんびり暮らしたい」は甘い考えか

千葉県館山市への移住支援を手掛けるNPO法人おせっ会、八代健正理事長に聞く

2013年10月24日(木)

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 都会で働く会社員の間で、鬱病や心身症、神経症など“心の病”を患う人が増えている。ある公式統計によれば、仕事に対し「強い不安、悩み、ストレスがある」と感じている人は全体の6割強。デフレ不況下で進んだ人員削減や新事業進出などにより、多くの職場で労働強化が加速したことが背景にあると思われる。いつ終わるともしれない膨大な仕事を前に、「もう疲れた。海辺の町でのんびり暮らしたい」とふと思ったことのある人も少なくないのではないだろうか。

 だが、長年暮らし慣れた生活環境を変えることは、それはそれでリスクを伴う。「田舎暮らしブーム」に乗って転居したものの、適応できず都会に舞い戻ってくる人も存在する。千葉県館山市への移住支援を手がけるNPO法人代表に、いよいよの際、都会の会社員が田舎暮らしをするうえで必要な心構えを聞いた。

(聞き手は鈴木信行)

八代 健正(やしろ・たけまさ)氏
1968年、千葉県生まれ。中学の時に館山に移住し、高校から拓大紅陵で野球に打ち込む。同級に元東京ヤクルトスワローズの俊足強打の一番打者、飯田哲也氏。学校を卒業後、ニュージーランドで暮らしマオリ族との親交も。帰国後、旅館経営などを経て2008年からおせっ会の代表に就任(写真:清水盟貴)

まずはNPO法人の活動内容を教えてください。

八代:千葉県館山市への移住支援を手がけています。館山市に興味がある人への移住に関するよろず相談が活動の柱で、移住体感ツアーやホームページなどでの情報発信も展開しています。2008年に館山商工会議所青年部50周年事業として出発し、翌2009年にNPO法人格を取得しました。

東京などから館山市に移住する人は増えているのですか。

八代:会の発足以来、移住相談は500件を超え、約120世帯、およそ300人の方の移住を支援しました。今年度に入ってからも既に19組、39人が館山での暮らしを始めています。おせっ会を経由しないで移住されている方もいますから、実際には、同じ期間でこの3倍は館山に移り住んでいるはずです。

どのような方が移住されているのでしょう。

八代:30~40代の子育て世帯が中心です。60歳以上のリタイヤ組もいますが、働き盛りの移住が一番多い。アクティブな方が多くて、館山で仕事を見つけ、地域活動などにも積極的に参加されている。お祭りなどでは地元の人のリーダー格になっている人もいます。

なるほど。逆にこんな方はいませんか。「都会暮らしに疲れ果て、海辺の町でのんびり暮らしたい。もうあんまり働きたくない。蓄えを取り崩して、読書したり散歩したりして、ストレスフリーな毎日を送ろう」みたいな方は? 

八代:昔はそういう方もいましたけど、最近は減ったように思います。

でも一定の貯蓄があれば、原理的には可能ですよね。

八代:可能かもしれませんが、あまりお勧めできません。

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「「もう疲れた。海辺の町でのんびり暮らしたい」は甘い考えか」の著者

鈴木 信行

鈴木 信行(すずき・のぶゆき)

日経ビジネス副編集長

日経ビジネス、日本経済新聞産業部、日経エンタテインメント、日経ベンチャーを経て2011年1月から日経ビジネス副編集長。中小企業経営、製造業全般、事業承継、相続税制度、資産運用などが守備範囲。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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