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私がエール大学進学を選んだ理由

日本の大学では今以上の英語の授業は受けられないと言われ…

2013年10月29日(火)

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 日本の高校を卒業後、日本の大学ではなく、学部から米国の大学に進学する道を選んだり、日本の大学に入学しても米国の大学に移ったりすることを選ぶ若者が最近、増えている。英語力の向上だけでなく、長期的なキャリアを睨んでの決断だ。日経ビジネスの10月14日の特集「世界のトップ大学~「東大」は生き残れるか」に登場いただいた米国トップクラスの大学に進学する道を選んだ4人の学生に、その思いを聞いた。共通して聞いたのは、①なぜ米国の大学を選んだのか ②「日本の大学では得られなかっただろう(だろう)」と実感していることは何か ③日本の大学教育についてどう思うか ④大学院を目指しているか、目指す場合、どんな判断基準で選んでいるか、の4つだ。

 第2回に登場いただくのは、日本の中高一貫校を卒業し、そのまま米エール大学に進学、現在、同大学4年生の松本蘭(まつもと・らん)さんだ。

松本 蘭(まつもと・らん)氏
1991年東京都生まれ。5~8歳の間、父の仕事で米コネチカット州在住。2010年3月、渋谷教育学園渋谷中学・高等学校卒業、同年9月米エール大学に入学。現在、同大学4年生。(撮影:菅野勝男)

なぜ米国の大学に進学しようと思ったのか、そこからお聞かせください。

松本:はい。まず、5~8歳の間、父の仕事でアメリカのコネチカット州に住んでいた関係で、英語をほぼ第1言語として学ぶことができました。もともと英語の本を読んで、自分で英語でお話を書くことがとても好きだったので、帰国後も十数年間、ずっと英語の勉強は続けていました。

 私が通っていた中高一貫校の渋谷教育学園渋谷中学・高等学校には、英語については帰国生を対象とした英語の授業があって、おかげで英語力は随分伸ばせたと思います。宿題もかなり出るし、かなりハードなクラスでしたが、英語力を維持・向上させようと6年間、それは努力をしました。ところが、高校3年生の時に、ボストン出身のその英語の先生に、「日本の大学では、今以上の英語レベルの授業は絶対に受けられないだろう」と言われて、米国の大学への進学を考えるようになりました。

実は米国の大学への進学はあきらめていた

 実は高校1年生の時まで、ずっと米国の大学に進学したいと考えていました。ただ、学費を含め多額の費用がかかることから親に経済的に難しいと言われて、あきらめていたのです。だから、日本の国立大学を目指して受験勉強をしていました。ところが、高校3年生になって、英語の先生に「がつん」とそう言われて、「中学1年生の時からこんなに頑張って、努力して英語を身に着けてきたのに、それを今後4年間、大学では今までやってきたより低いレベルの英語を勉強をするのか」――そう考えると、日本の大学に進学するのはあまりに不毛に感じられました。

 私が生まれて初めて徹夜をしたのも、中学2年生の時で、この英語の授業の宿題をやり遂げるためでした。あんまり必死にやっていて、気づかなかったのですが、終えてホッとしたら、空が明るくなり始めていたのを今も覚えています。

 先生の話を聞いて以来、やっぱり米国の大学に行きたいと強く思うようになりました。その英語の先生が素晴らしい方で、両親を学校に呼んで3者面談をしてくれたりして、親を説得することができたのです。それで高校3年の春、改めて米国の大学、特にアイビーリーグを目指すことになりました。

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「私がエール大学進学を選んだ理由」の著者

石黒 千賀子

石黒 千賀子(いしぐろ・ちかこ)

日経ビジネス編集委員

日経BPに入社後、英LSEに留学し修士取得。日経ビジネス、日経ナショナルジオグラフィック、日経ベンチャーを経て、2003年日経ビジネスに編集委員として戻る。主に、本誌の「世界鳥瞰」の欄を担当。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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