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僕がプリンストン大学を選んだ理由

学生も教授も必死に学んでいるという環境において勉強したかった

2013年10月30日(水)

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 日本の高校を卒業後、日本の大学ではなく、学部から米国の大学に進学する道を選んだり、日本の大学に入学しても米国の大学に移ったりすることを選ぶ若者が最近、増えている。英語力の向上だけでなく、長期的なキャリアを睨んでの決断だ。日経ビジネスの10月14日の特集「世界のトップ大学~ 東大は生き残れるか」に登場いただいた米国トップクラスの大学に進学する道を選んだ4人の学生に、その思いを聞いた。共通して聞いたのは、①なぜ米国の大学を選んだのか ②「日本の大学では得られなかった(だろう)」と実感していることは何か ③日本の大学教育についてどう思うか ④大学院を目指しているか、目指す場合、どんな判断基準で選んでいるか、の4つだ。

 第3回に登場いただくのは、日本の中高一貫校を卒業し、東京大学に合格したものの、併願していた米プリンストン大学にも合格したことからプリンストン大学に進学、現在、同大学4年生の栗脇志郎(くりわき・しろう)さんだ。

栗脇 志郎(くりわき・しろう)氏
1991年東京都生まれ。父親の仕事の関係で4~8歳まで米国東海岸に在住後、8~12歳まで仏パリに在住した。パリではアメリカンスクールに通う。中学1年の春に帰国し、渋谷教育学園渋谷中学・高等学校の中学校に入学、2010年3月同校高校を卒業し、同年3月東京大学理科2類に合格。同年4月同大学に入学するが、その直後、併願していた米プリンストン大学からも合格通知を受け取ったため、かねて第一志望にしていたプリンストン大学に同年9月に入学する。現在、同大学4年生。(撮影:菅野勝男)

なぜ米国の大学に進学しようと思ったのか、そこからお聞かせください。

栗脇:米国の大学に進学したいと考えた理由は5つあります。高校3年生の時に日米の大学を併願すると決めた時から箇条書きにして繰り返していたので、覚えてしまったのですが、1)英語力の向上、2)友達、経験、文化面での国際化 3)米国の大学のほうが専攻の決定が比較的フレキシブル 4)勉強をするところ、という雰囲気が比較的強い 5)自分は高校時代、勉強以外の課外活動もがんばってきたつもりなので、どうせなら受験の際にそうした側面も評価してくれる大学に進学したいと思った。この5つです。

 米エール大学に進学した松本蘭さんと同様、同じ渋谷教育学園渋谷中学・高等学校で、僕も6年間、帰国生を対象にした英語の授業に出席していました。その中で、英語力をもっと向上させたいという気持ちは強かった。

しかし、中学に入るまで米国に4年強、その後5年間いたフランスでもアメリカンスクールに通っていたと聞きました。それでもまだ英語を向上させる必要性を感じた…。

栗脇:はい。帰国生向けのクラスでトップだったわけでもないし、僕の性格もあるかもしれませんが、発言も少なく、言葉もパッとは出てこない…文章ももっと書けるようになりたかった。

米国の大学のサイトには「覚悟して来なさい…」みたいな雰囲気がある

 それと、米国の大学は、受験する時に専攻を決めなくてもいい点も魅力的でした。1~2年生の間は好きな科目を取ったうえで自分が本当に勉強したい分野を決めればいい。これは入試の段階で学部を決めなければならない日本の大学と比べ、大きな魅力でした。しかし、僕にとって何より大きかったのは、米国の大学には学生も教授も必死に勉強している雰囲気があるという点で、そういう環境の中に自分も身をおいて学問に打ち込みたいという思いでした。

 米国の大学を受験するに当たり、いろいろな大学のウェブサイトを見て受験の期日といった入試要項を調べたのですが、「ここに来る場合は楽しいけれど、勉強がいわば第一。覚悟して来なさい…」みたいなことが書いてある。日本の大学のホームページも見ましたが、事務的で、高校生に向けて書いていない感じで、「グッとくるもの」があまりありませんでした。

こうした理由から、東京大学理科2類に合格したけれども、プリンストン大学を選んだと言うことですか。

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「僕がプリンストン大学を選んだ理由」の著者

石黒 千賀子

石黒 千賀子(いしぐろ・ちかこ)

日経ビジネス編集委員

日経BPに入社後、英LSEに留学し修士取得。日経ビジネス、日経ナショナルジオグラフィック、日経ベンチャーを経て、2003年日経ビジネスに編集委員として戻る。主に、本誌の「世界鳥瞰」の欄を担当。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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