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当社の採用試験、あなたは解けますか?

第3回 ライフネット生命保険の採用試験 (出口治明編)

2013年11月26日(火)

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 ライフネット生命保険は、小さな会社です。大きな会社と同じことをやっていては、いつまでたっても勝てません。新入社員の採用でも、同じことが言えます。

 どんな人を採用するのか。

 「人とは違うことを考えられる力」を持っている人です。

 ではどう採用するのか。数字と事実=ファクトを元に、理屈=ロジックを駆使して、採用の工夫をします。

 まず、数字。 

 ライフネット生命保険の場合、定期採用の新卒定義が大企業と異なります。
 「30歳未満」のみです。20代の人は全員新卒扱いで採用対象となります。
 なぜ? こんな事実=ファクトがあるからです。

世界の先進国から見れば、日本は低学歴社会

 世界の先進国から見れば、日本は相対的に「低学歴社会」なのです。え、なんで? 大卒が同年代の50%を超えているじゃないの? いえいえ。もはや大卒は「高学歴」とは言えません。

 欧米のトップ企業に就職したり、ベンチャーを立ち上げる起業家の多くは、大学院やビジネススクールの卒業生たちです。日本のように、22~23歳で大学を4年で卒業してそのまま会社に入る人が大半、というのは、もはや「高学歴社会」とは言えません。

 だったら大手企業が、大学新卒しか原則として新入社員採用しない、という裏をかいてしまいましょう。大学を4年で卒業する予定の人も、大学院に進んだ人も、働かずに世界を放浪している人も、いったん他の企業に新卒で就職して働いた人も、「ライフネット生命保険にとって30歳未満はみんな新卒枠」ということにすれば、大企業の採用枠からこぼれてしまった、ユニークで優秀な人材が集まる可能性が増えるはずです。

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「当社の採用試験、あなたは解けますか?」の著者

出口 治明

出口 治明(でぐち・はるあき)

ライフネット生命保険会長兼CEO

1948年生まれ。京都大学を卒業後、日本生命保険に入社。同社を退職後、2006年にネットライフ企画設立、代表取締役就任。2008年にライフネット生命保険に社名変更。2013年6月より現職。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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