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ルーツを守れば、ブランドはいくらでも成長できる

高級ダウンジャケットブランド、モンクレール・グループ会長に聞く

2013年11月11日(月)

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 今や高級ダウン衣料品の代名詞となったモンクレール。日本では2000年代から若い世代を中心に人気があったが、同ブランドが急成長を始めたのは2003年以降のこと。現会長兼クリエイティブ・ディレクターのレモ・ルッフィーニ氏がモンクレールを買収し、グローバルな高級ブランドとして成長を遂げた。
 成長の原動力となったものは何だったのか。会長に話を聞いた。

(聞き手は小平 和良)

高級ダウンジャケット「モンクレール」は、日本でもこの10数年で急速に注目を集めています。

ルッフィーニ会長:モンクレールにとって、日本の市場はとても重要な存在でした。私がモンクレールを買収したのは2003年。当時、市場規模は今よりもとても小さかったですが、それでも日本はとても良いマーケットでした。日本人の消費者がモンクレールの商品をとても気に入ってくれていたからです。

 ただ転換期となったのは、モンクレールの日本国内での販売契約を、改めて衣料・繊維商社の八木通商から買い取ったことでした。その後、我々モンクレールが直接、市場に働きかけ、顧客に我々の戦略を説明し、直営店をオープンしました。その頃から急速に事業が成長したのです。

 私がモンクレールを買収し、事業の再構築に着手した際、最も重視したのは、事業をグローバルに展開するということでした。グローバル展開は、私にとって非常に重要でした。

モンクレール・グループ会長兼クリエイティブ・ディレクターのレモ・ルッフィーニ氏。ボストン大学ファッションマーケティング学科を卒業後、米国で父親の経営する服飾関連の企業に入社。1984年にイタリアに帰国し、ニューイングランドカンパニーを設立。メンズシャツメーカーとしてスタートし、93年にはウイメンズコレクションも始める。98年にはクリエイティブ・ディレクターとしてモンクレール・グループに入社。そして2003年、モンクレールブランドを買収し、あらゆる場面で着用できる「グローバルダウンジャケット」とうコンセプトを掲げて、モンクレールのダウンジャケットをアイコン的な存在に育てた

 なぜならば、我々ブランド側が直接、最良の店を作り、最善の方法で販売し、さまざまな方法で顧客との対話をできるからです。いろいろな取り組みに対して直接、フィードバックを得ることができる。それが、何よりも強力なエネルギーとなりました。

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「ルーツを守れば、ブランドはいくらでも成長できる」の著者

小平 和良

小平 和良(こだいら・かずよし)

日経ビジネス上海支局長

大学卒業後、通信社などでの勤務を経て2000年に日経BP社入社。自動車業界や金融業界を担当した後、2006年に日本経済新聞社消費産業部に出向。2009年に日経BP社に復帰。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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