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赤ちゃんを育てながら生み出した「伝説の5型」

サカイ 阿部千登勢氏(その2)

2014年2月27日(木)

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 コム デ ギャルソンで順調にキャリアを積んでいた阿部千登勢さんに、結婚、出産という女性の人生の課題がやってきます。

 出産を機に退社した阿部さんは、自分の仕事に打ち込む夫を羨み「不公平だ」と迫ります。「だったら自分でブランドを作ってみたら?」。夫のその言葉が、「サカイ伝説の5型」を生みました。

阿部 千登勢(あべ・ちとせ)
岐阜県生まれ。87年、名古屋ファッション専門学校服飾科卒業後、「ワールド」に入社。89年、コム デ ギャルソンに入社。96年、結婚を機に退社。99年、自身のアパレルブランド「sacai(サカイ)」を立ち上げる。ニットとシルクなどの異素材を組み合わせた独自のデザインが、東京、ニューヨーク、パリ、ロンドンのセレクトショップや伊勢丹新宿店などで人気を博す。11年、東京・南青山に初の直営店をオープン。(写真:鈴木愛子、以下同)

阿部千登勢さんは96年に結婚し、コム デ ギャルソンを退社されます。

阿部:31歳で8年間勤めた会社を辞めたのですが、退社の理由は結婚というよりは妊娠ですね。「子どもが生まれたら、急遽休まざるを得ない、という場面も出てくるだろうし、そういうことで会社に迷惑をかけてはいけない、かけたくない」と考えたんです。

今も昔も、子どもを持つ女性が直面する課題です。退社を後悔されはしませんでしたか。

「これは不公平だ」と泣いた日々

阿部:生まれた娘は可愛かったし、後悔はしませんでしたが、やっぱり、ものすごく悶々としましたね。

 夫は自分の仕事に打ち込んでいます。方や私は、赤ん坊とふたりきりで、社会に取り残された感満載のまま、ママ友の輪に入れず、公園デビューもできず、近所の神社でベビーカーを押している。

どうして私だけ? という家庭内の不公平感。わかります。

阿部:直前まで私だって同じように、バリバリと仕事をしていたわけです。しかも夫も私も、仕事で目指すもの、理想が似ていました。でも、子どもを生んだら、私のアイデンティティは「○○ちゃんのママ」で、名前さえつかない。「これって不公平じゃない? 何かおかしくない?」っていうことを、実は夫にさんざん言いました。

突破口は何だったのでしょうか。

阿部:あるとき、家でふさぎこむ私に、夫が「だったら自分でもブランドを作ってみたら?」って声をかけてきたんですよ。

そのひと言でひらめきましたか?

阿部:いえ、そんなに簡単ではないですよね。

それはそうですね(笑)。

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「赤ちゃんを育てながら生み出した「伝説の5型」」の著者

清野 由美

清野 由美(きよの・ゆみ)

ジャーナリスト

1960年生まれ。82年東京女子大学卒業後、草思社編集部勤務、英国留学を経て、トレンド情報誌創刊に参加。「世界を股にかけた地を這う取材」の経験を積み、91年にフリーランスに転じる。2017年、慶應義塾大学SDM研究科修士課程修了。英ケンブリッジ大学客員研究員。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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