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日本は、ドイツよりも成功できる

ローランド・ベルガー創業者 ローランド・ベルガー氏に聞く

2013年12月27日(金)

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 欧州で独り勝ちのドイツ。そのバックボーンには、米国とは違う思想から、独自に発展した「社会市場経済」の考え方があった。コンサルティング会社、独ローランド・ベルガー創業者のローランド・ベルガー氏に、ドイツの基盤となっている経済学や政府の基本思想について聞いた。

(聞き手は広野 彩子)

ドイツの資本主義は、米国の資本主義と違う発展を遂げてきたと聞きました。一体、どう違うのでしょうか。

ベルガ―氏:ドイツ流の「社会市場経済」は間違いなくうまくいっています。これは、第二次大戦後のドイツで生まれたコンセプトでした。ヴァルター・オイケンとウィルヘルム・レプケという2人の経済学者の理論に基づいています。

 また、ドイツ最初の経済大臣で、その後西ドイツ首相に就任したルードヴィヒ・エアハルトも理論構築に貢献しています。

ナチズムの反省を踏まえた独自の資本主義

ローランド・ベルガー(Roland Berger)
独ローランド・ベルガー創業者・名誉会長。米系コンサルティング会社のパートナーを経て1967年にドイツでローランド・ベルガーを創立。2003年から同社会長、2010年から現職。独ルードビッヒマクシミリアン経営大学院でMBA(経営学修士)取得。欧州委員会や域内国家における政府専門委員などを歴任。(写真:稲垣純也)

 1920年代の経済危機とその余波を背景に、ドイツは高い失業率、高インフレと、それらがもたらしたナチ政権によって経済が破綻しました。そうした歴史的教訓を踏まえて、いわゆる自由経済やレッセ・フェール(自由放任)だけに焦点を当てるのではなく、「社会的責任」の要素を社会市場経済の思想に落とし込みたかったわけです。

 一方でそこには、自由市場経済が長所として備えている自由や活動力、そして成長のエンジンとなる要素をすべて盛り込む必要があります。しかしながら、同時に、ハンディキャップのある人や教育を受けていない社会的弱者のケアも十分にしなければいけない。所得分配を考慮しなければいけません。

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「日本は、ドイツよりも成功できる」の著者

広野 彩子

広野 彩子(ひろの・あやこ)

日本経済新聞社NAR編集部次長

朝日新聞記者を経て日経ビジネス記者、2013年から日経ビジネス副編集長。日経ビジネスオンラインでコラムの執筆・編集を担当。入山章栄氏の著作『ビジネススクールでは学べない 世界最先端の経営学』を担当。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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