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私、“神モード”以外、興味がないんです

キャリア形成コンサルタント 伊賀泰代さん(その4)

2014年2月17日(月)

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高島:伊賀さんの食事の楽しみ方の話を聞いていると、本当に視点が独特だなと思います。でも考えてみると、マッキンゼーでコンサルタントをしながら、人材育成、採用マネージャーという新しいポジションを作ってそれに就くとか、飲み会で人の振る舞いを観察するとかも、人と違う視点を持っているからですよね。どうしたらそうなれるんですか。

伊賀泰代(いが・やすよ)
キャリア形成コンサルタント。兵庫県出身。一橋大学法学部卒業後、日興證券引受本部(当時)を経て、カリフォルニア大学バークレー校にてMBAを取得。1993年から2010年までマッキンゼー・アンド・カンパニー日本支社にて、コンサルタント、および人材育成、採用マネージャーを務める。2011年に独立し、キャリアインタビューサイト「MY CHOICE」を開設。著書に、『採用基準』(ダイヤモンド社)。(写真:大槻 純一、以下同)

伊賀:理由は分からないんですけど、私はなんであれ“神モード”以外には興味がないんです。

高島:神モード!

伊賀:ゲームで言うと、プレーヤーモードには興味がなくて、俯瞰する立場に自分を置きたいんです。

高島:確かに俯瞰していますよね。

伊賀:それにしか興味が持てないんですよね。いつからなのかは分からないし、それがいいことなのかどうかも分からない。実は、大学の時に社会学の講義で「こだわりを持つと、世の中が見えなくなる。一方、こだわりを持たないと何にも達成できない」と聞いたことが、すごく強く記憶に残っています。

高島:面白いですね。

伊賀:「こだわりを持つと世の中が見えなくなる」というのは、たとえば、日本人選手にぜひ勝ってほしいと思った時点で、誰が金メダルを獲るか、冷静に判断できなくなるということです。正しく予測したければ、どの選手にも思い入れを持たずに、神モードの視点を持つ必要がある。

 それを講義で聞いたとき、「あ、私の思考はそっちに向いてる」と思ったんです。起業家のように自分で何かを達成するのではなく、自分自身のこだわりは持たないことを貫いて、全体感が活かせる仕事をしようと。

 それまで私は、すごくやりたいことがあるわけじゃないし、こだわりもやる気もなくて、こんなんで大丈夫なのかと思っていたんですが、それを聞いて、「生きる道が見つかった!」と思いました。

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「私、“神モード”以外、興味がないんです」の著者

高島 宏平

高島 宏平(たかしま・こうへい)

オイシックスCEO

神奈川県生まれ、東京大学大学院工学系研究科情報工学専攻修了後、外資系経営コンサルティング会社のマッキンゼー東京支社に入社。2000年6月にオイシックスを設立し同社代表取締役CEOに就任。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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