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非英語圏を選べば、米国企業と戦える!

間下直晃・ブイキューブ社長(その1)

2014年1月28日(火)

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 “見える”コミュニケーションを旗印に、モバイル端末でも利用できるWeb会議などのビジュアルコミュニケーションサービスを提供しているブイキューブ。現在、4000社以上の企業をクライアントに持つ、この分野のトップランナーだ。

 大学時代に起業して創業から16年。社長の間下直晃さんはまだ30代だ。スーツをきちんと着て、自らを「オールドエコノミー」と称しながらも、「売り物」は超イマドキ。オールドエコノミーとイマドキのミックス感がユニークで、実に楽しそうに自社の「今」と「これから」を語る。その目は、対談中、ずっとキラキラと輝いていた。

 「楽しくってしょうがない」という雰囲気の間下さんに、「ねえねえ、なぜそんなに楽しいの?」と古市さんがいろんな方向から訊ね続けた対談。果たして理由は分かるでしょうか。

(中沢明子 ライター/出版ディレクター、本連載取材協力・構成)

古市:間下さん、今朝、お住まいのシンガポールから帰国されたばかりだそうで。

間下直晃(ました・なおあき)
 ブイキューブ社長。1977年生まれ、東京都出身。96年、慶應義塾大学理工学部入学。在学中の98年にブイキューブの前身となる有限会社ブイキューブインターネットを設立。02年、慶応義塾大学大学院理工学研究科開放環境科学専攻修了。03年、V-Cube USA,Incをロサンゼルスに設立。06年に日本法人の社名をブイキューブに変更。同社は13年12月に東証マザーズに上場した。(写真:大槻純一、以下同)

間下:そうなんです。だから、今、ちょっと眠くて(笑)。

古市:お疲れのところ、すみません。今度はいつシンガポールにお戻りになるんですか。

間下:明日の夜です。

古市:ええっ。明日の夜? それは忙しいですね……。ツイッターを拝見したら、先週末に関西空港からシンガポールに帰った様子だったので「大変そうだなあ」と思っていたんですが。

間下:それで、今度の日曜日にまた日本に帰って、翌朝またシンガポールに戻ります(笑)。

古市:どっちも「帰る」「戻る」という言葉を使う場所。そんなに慌ただしくなっても、やっぱりシンガポールに帰りたいですか。

間下:今はシンガポールに家がありますから、やっぱり、シンガポールの我が家にいるほうが落ち着きますね。それにシンガポールでもいろいろ仕事の用事がありますから。

古市:シンガポールにはいつから住んでいるんですか。

間下:2013年の1月からです。

古市:移住のきっかけは? 

海外に出て失敗するのは、国内の方が儲かるから

間下:シンプルに説明すると、弊社は今、アジア展開をどしどし進めていますが、なかなか僕が思ったように前へ進まないので、しびれを切らして、自ら陣頭指揮を、と思って。

古市:社長自ら生活の土台を移して乗り出ていったと。

間下:国内では弊社のサービスはおかげさまで多数の企業に採用していただいていますが、海外ではゼロから市場を作らなくてはいけない。ですから、本社が海外目線をしっかり持たないとどうしようもない。

古市:社長自ら行かないと、持てないですか。

間下:日本のIT企業がアジアに限らず、海外に出て失敗するパターンが結構あります。それは現地法人を作っても、伸び盛りの本社が忙しくて、「海外は海外だよね」となって後回しにしているからだと思います。

古市:ああ、なるほど。

間下:確かに、IT企業は伸びている会社が多いですから、事情はよくわかるんですけれどね。

 特に東南アジアの案件は基本的にまだまだ小さい。そうすると、目の前に儲かる日本の仕事があれば、そっちを優先する。もちろん、それも一つの合理的な決断です。

 だけど、海外では現地の人やその他の国の人たちのなかで戦わなくてはいけないから、本来なら、自分の持てる力以上のものを出さないと勝てないはず。そうしなければ、海外で売れるわけがないんです。

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「非英語圏を選べば、米国企業と戦える!」の著者

古市 憲寿

古市 憲寿(ふるいち・のりとし)

慶應義塾大学SFC研究所訪問研究員

1985年東京都生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程在籍。慶應義塾大学SFC研究所訪問研究員(上席)。大学院で若者とコミュニティについての研究の傍らIT戦略立案等に関わる。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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名和 利男 サイバーディフェンス研究所上級分析官