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「進化が止まれば我々もダイエーに」

満たされぬ成長への渇きの正体

2014年1月27日(月)

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(写真:竹井 俊晴、以下同)

 日経ビジネスは1月27日号で膨張を続け、国内最大の流通業となったイオンの特集記事を組んだ。同社は2014年2月期に売上高に当たる営業収益が6兆円に達する見込み。昨年、かつて流通業界に君臨していたダイエーを子会社化し、流通業の栄枯盛衰を改めて印象付けた。

 かつてダイエーやイトーヨーカ堂などの後塵を拝していたスーパーはいかにして、巨大流通へと変貌したのか。そして、拡大と成長への渇望を持ち続ける理由はどこにあるのか。ダイエーとイオンという2つのスーパーの歴史からその理由を探る。

 「ある時点で流通業としての進化をやめた結果だ」

 昨年6月、イオンリテール社長からダイエー社長に就いた村井正平とともに取締役としてダイエーに移った近澤靖英は今、同社が凋落した原因に改めて思いを馳せている。

 若い頃、現場でダイエーと戦ってきた村井や近澤にとって、上弦の月をイメージさせるオレンジ色の看板は、畏れと羨望の対象だった。

かつての「怪物」を自らの手で立て直す

 2人がイオンの前身であるジャスコに入社した1970年代、ダイエーは国内小売業のトップに立ち、流通革命に邁進していたさなかだった。駅前や新たに開発された住宅地の中心など一等地に次々と店舗を構え、「価格の決定権をメーカーから消費者へ」という思想のもと、徹底した価格破壊で消費者から高い支持を集めた。一方のジャスコはダイエーやイトーヨーカ堂などの後塵を拝する存在だった。

 特に村井はダイエーのお膝元とも言える兵庫県のジャスコ三木店で店長を務めた経験がある。圧倒的な集客力と売り上げを誇るダイエーの店舗はまさに「モンスター」だった。その怪物をまさか自らの手で立て直す日が来るとは――。それが村井や近澤の率直な思いだ。

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「「進化が止まれば我々もダイエーに」」の著者

小平 和良

小平 和良(こだいら・かずよし)

日経ビジネス上海支局長

大学卒業後、通信社などでの勤務を経て2000年に日経BP社入社。自動車業界や金融業界を担当した後、2006年に日本経済新聞社消費産業部に出向。2009年に日経BP社に復帰。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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